三輪山伝説とは? わかりやすく解説

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みわやま‐でんせつ【三輪山伝説】

読み方:みわやまでんせつ

古事記にみえる三輪山まつわる神婚説話。活玉依毘売(いくたまよりびめ)のもとに夜ごと男が訪ねて姫は身ごもる。男の素性怪しんだ両親は、姫に糸を通した針を男の衣の裾に刺させ、翌朝その糸をたどると三輪山神社まで続いていて、男の正体が神であったと知るもの。


みわやまでんせつ 【三輪山伝説】

『古事記』見え伝説。活玉依姫のもとに毎夜貴公子訪れ姫は身ごもる両親は男の素性怪しみ、姫に男の着物の裾に糸をつけた針を刺させ、翌朝糸をたどると、大和三輪山に至る。男は三輪山の神だったという(民間では神をとしている)。→ 大神神社

三輪山伝説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:03 UTC 版)

大神神社」の記事における「三輪山伝説」の解説

主祭神の大物主神関係する伝説として、大神神社付近にある箸墓にかかわる伝説知られる。以下に概略述べる。詳細は「箸墓古墳#名の由来」を参照倭迹迹日百襲媛命聡明未来を予言することができた。崇神天皇の命により北陸道平定しよう出発した将軍大彦命道中不思議な童歌詠う少女出会った大彦命はただちに引き返して天皇報告した。これを聞いた倭迹迹日百襲媛命武埴安彦命と吾田媛の反逆予言した武埴安彦命らによる反乱大彦命彦国葺命らによって討伐された。 その後月日流れ倭迹迹日百襲媛命大物主神の妻になった。しかしこの神はいつも夜にしか姫のところへやって来ず姿を見ることができなかった。百襲姫は夫にお姿を見たいので朝までいてほしいと頼んだ翌朝明るくなって見たものは夫の美しの姿であった百襲姫驚き叫んだため大物主神恥じて三輪山帰ってしまった。百襲姫はこれを後悔して泣き崩れた拍子に、箸が陰部突き絶命してしまった(もしくは、箸で陰部突き命を絶った)。百襲姫は大市に葬られた。時の人はこの墓を箸墓呼んだという。

※この「三輪山伝説」の解説は、「大神神社」の解説の一部です。
「三輪山伝説」を含む「大神神社」の記事については、「大神神社」の概要を参照ください。

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