三国志演義における馬岱とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 三国志演義における馬岱の意味・解説 

三国志演義における馬岱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 07:18 UTC 版)

馬岱」の記事における「三国志演義における馬岱」の解説

小説『三国志演義』では脇役ながら活躍の多い人物となっている。 曹操馬騰謀殺の時、後陣馬岱命辛々生き残り商人に身を窶し馬騰馬鉄馬休討死の報を馬超告げる。馬超韓遂と共に行動し反乱を起こすが、賈詡離間策に嵌り、馬超と共に羌族の地に逃れている。 張魯の下に身を寄せた後、漢中攻め込んで来た劉備軍戦い配下魏延退ける。ここで魏延退けるのは後の場面伏線となっているようである。また、馬超との戦い求めてきた張飛とも対峙するが、一蹴され馬超出番となっている。その後馬超劉備降伏する同じく従っている。馬超亡き後後事託され平北将軍となって諸葛亮に随い南征北伐参加し、蜀の忠臣として仕える。 北伐時に諸葛亮火計司馬懿諸共魏延排除しようとしたが、運悪く魏延には火計かからず策が失敗している。この時、諸葛亮魏延収めるために火計指揮させた馬岱杖刑にさせ、直後樊建派遣して馬岱慰めている。次の排除策として苦肉計用い魏延配下とさせている。 馬岱諸葛亮臨終時、彼から密かに魏延反乱起こした際の策を与えられている。諸葛亮の死後魏延楊儀反目した際には、偽って魏延荷担している。楊儀配下何平王平)との戦いの後、魏に降ろうとした魏延押しとどめ、漢中攻め込むことを進言する南鄭城で姜維楊儀の軍と対峙した時は、楊儀魏延向かって「『わしを殺す勇気がある者はおるか』と、三度叫ぶ勇気があるなら漢中譲ってやる」と告げるが、馬岱魏延一度叫ぶなり、その言葉終わらないうちに「私はお前を殺す勇気があるぞ」と叫んで魏延背後から斬り殺している。これは諸葛亮から、魏延叫んだら不意を打って斬るように、と命じられていたからである。成都帰還後馬岱反逆者魏延討ち取った功績により、彼の爵位劉禅から賜ることになる。

※この「三国志演義における馬岱」の解説は、「馬岱」の解説の一部です。
「三国志演義における馬岱」を含む「馬岱」の記事については、「馬岱」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「三国志演義における馬岱」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「三国志演義における馬岱」の関連用語

1
16% |||||

三国志演義における馬岱のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



三国志演義における馬岱のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの馬岱 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS