七拳士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/17 12:09 UTC 版)
虹魔王(にじまおう) 七拳士の総領。その正体は拳の双子の弟、漢(かん)。幼少時に裏少林に奪われ、大王の息子として育てられた。大王に見捨てられて真実を悟り、大王を倒した末、拳に命を救われて和解する。実力は拳と互角で、拳と同じ竜拳、そして裏少林最高奥義・虹竜七王拳(こうりゅうしちおうけん)の使い手。両腕には銀色の「虹竜環」を付けている。 銀魔王(ぎんまおう) 全身の肉体を意のままに操る特異体質の持ち主。性別を問わずどんな人間にも化けられ、声質も変えることができる。この時あほ拳ジャッキーのジャッキーちゃんに化けるというギャグシーンもあった。さらに戦いでは腕を伸ばす、関節をありえない方向へ曲げる、肉をクッション状にして相手の攻撃を無効化するなどの常識を超えた拳技を繰り出す。だが、拳に「頭部には肉を集めることはできない」と見破られ、頭を叩き割られて倒される。 赤魔王(あかまおう)、青魔王(あおまおう) 赤魔王は火を吐き、青魔王はエラ呼吸と水かき状に改造した手で水中を泳いで相手を襲う。相反する特技を互いに生かしたコンビ戦法の前には、相手は地上では火に追いやられ、水中では身動きがとれなくなる。しかし赤魔王は水中では火が使えず、青魔王は常に水中にいないと死んでしまう。最期は仲間割れで自滅。 黒魔王(こくまおう) 幼い頃に捨てられ、雌の黒豹に育てられた男。雄叫びで野生の動物たちを自在に操る。黒豹と一体化することもできる。人間技とは思えない速さの豹拳(ひょうけん)の使い手。最後は育ての親の黒豹と抱き合って死んだ。 朱魔王(しゅまおう)、紫魔王(しまおう) 獣のような顔の朱魔王は刀剣の名手、長身の紫魔王は天下一の槍術の使い手。2人とも生まれついての殺人兵士。最後は拳たちの手であっけなく倒された。
※この「七拳士」の解説は、「ドラゴン拳」の解説の一部です。
「七拳士」を含む「ドラゴン拳」の記事については、「ドラゴン拳」の概要を参照ください。
- 七拳士のページへのリンク