七搶一(8台)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:51 UTC 版)
1人で7枚の花牌を抜いた状態の特殊あがり。成立条件は以下のいずれか。いずれも花牌1枚を抜いたプレーヤーの放銃扱いとなる。この役の点数には花牌の点数は加算されない。 配牌の時点で1人で7枚の花牌を抜いた状態で他家が残った1枚の花牌を抜いたとき。 他家が1枚の花牌を抜いていて、かつ、すでに花牌を6枚抜いているプレーヤーが7枚目の花牌を抜いたとき。 花牌を7枚抜いているプレーヤーがいる状態で他家が残った1枚の花牌を抜いたとき。 なお、7枚の花牌を揃えた時点で残った1枚の花牌がまだ山にある場合は、藏花(花牌を抜かないこと)を許可するかどうかによって扱いが変わる。藏花のルールを認める場合は、7枚の花牌を抜いているプレイヤーがいると、放銃を避けるために残った1枚の花牌を引いても抜かなくてよい(もちろん、これによってあがれなくなってしまう)。藏花のルールを認めない場合は、花牌を抜かない場合は反則なので、発覚したらパオになってしまう。 七搶一であがっても、必ず補花しなければならない。もしその補花牌で嶺上開花すれば、役を複合して計算する(他に役があればそれも複合する)。 他に役のない手牌を七搶一かつ嶺上開花でツモあがりする例としては、 残った1枚の花牌を持つプレイヤーは、七搶一8台+嶺上開花1台+ツモ1台=10台 花牌を持っていないプレイヤーは、正花1または2台+花槓1台+嶺上開花1台+ツモ1台=4または5台 親であるプレイヤーには、別として連荘n回の(2n+1)台が追加される。 藏花のルールを認めない場合、放銃を避けるため故意に反則を犯すことがあるため、この役自体を採用しないこともある。
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