一般に発表される警報
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 16:11 UTC 版)
2013年2月時点 種類説明注意報の有無気象災害暴風雪警報雪を伴った強風による重大な災害の警告。雪を伴うことによる視程障害への注意喚起も内容に含まれる。風速が陸上で20m/s前後、海上で25m/s前後を基準としている地域が多い。 あり(風雪注意報) 暴風警報強風による重大な災害の警告。風速が陸上で20m/s前後、海上で25m/s前後を基準としている地域が多い。この警報発表によって休校処置をとる学校が多い。 あり(強風注意報) 大雨警報〈警戒レベル3相当〉大雨による重大な災害の警告。予想される災害に応じて「地面現象警報」または「浸水警報」をその内容に含む。このため、大雨のため地盤が緩んで土砂災害の危険性が続いているなどのときは雨がやんでいても解除されない。また、2010年5月27日より、表題に「土砂災害」(地面現象警報を含む場合)または「浸水害」(浸水警報を含む場合)のどちらかを付記し、警戒すべき事項をより詳しく伝えるよう変更されている。 あり(大雨注意報) 大雪警報大雪による重大な災害の警告。予想される災害に応じて「地面現象警報」をその内容に含む。 あり(大雪注意報) 高潮警報〈警戒レベル4相当〉台風や低気圧などによる、海面水位の異常な上昇による重大な災害の警告。予想される災害に応じて「浸水警報」を内容に含む。 あり(高潮注意報) 波浪警報高い波(津波を除く)による重大な災害の警告。 あり(波浪注意報) 洪水警報〈警戒レベル3相当〉大雨や長期にわたって降る雨、融雪などによる、河川の増水による重大な災害の警告。予報区内にある河川を包括的に対象として発表される。 あり(洪水注意報) 指定河川洪水警報または共同洪水警報大雨や長期にわたって降る雨、融雪などによる、河川の増水による重大な災害の警告。特定の河川を対象として発表される。洪水予報を参照。 あり(指定河川洪水注意報、共同洪水注意報) 地震災害緊急地震速報地震動による重大な災害の警告。発生した断層運動による地震動に限る。最大予想震度が5弱以上となるときに予想震度4以上の地域を対象に発表される緊急地震速報(「一般向け」および、この基準に達した「高度利用者向け」)がこれに該当する。 なし 火山災害噴火警報噴火による重大な災害の警告。日本国内108の活火山すべてを対象とするが、特に地元自治体との調整がなされた火山については入山規制や避難の必要性が噴火警戒レベルで表示される。 なし 津波災害津波警報津波による重大な災害の警告。津波予報も参照。 あり(津波注意報) 注意報のうち、濃霧・雷・乾燥・なだれ・着氷・着雪・霜・低温・融雪の9種については、対応する警報が存在しない。これらの現象については、被害が局所的なものにとどまったり、あまり大きな災害をもたらすものでなかったりするためと考えられる。
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