レッド・ドッグとは? わかりやすく解説

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レッドドッグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/05 05:49 UTC 版)

レッドドッグred dog)とはカジノで行われるトランプゲームの一種である。近年、アメリカオーストラリアカナダなどで行われているカジノゲームである。

なぜこの名前になったか、またなぜこのような単純なルールになったのか分かっていないが、名前の由来に関してはこのゲームが盛んに行われていたバーに赤毛の犬がいて皆に可愛がられていたからという説がある。

基本ルール

このゲームでは、最初に二枚のカードをディーラーが配った後、三枚目のカードの数字が最初の二枚のカードの数字の間に入っていればプレイヤーの勝ちとなり配当が行われる。 使用するのはトランプ一組52枚でジョーカーは利用しない。最高位がAで最低位は2となる。スートは一切考慮しない。

ゲームの流れ

まず、プレイヤーはベットを行う。ベッティングボックスには手前に"BET"、奥に"RAISE"と書かれているが、最初はBETに賭け金を置く。

全員のベットが終了すると、ディーラーは手元に二枚のカードを表向きに配る。ゲームを行うテーブルには三枚分のカードを置く枠が書かれているが、ディーラーは左と右にカードを配る。この二枚のカードの数字に応じて以下の流れが変化する。

  1. 二枚のカードの数字が隣り合う場合(コンセクティブ)
    9と10のように二枚のカードの数字が隣り合う場合、三枚目にどのカードを引いても最初の二枚の間に入る事は出来ない。よって三枚目のカードは配られずにその場で引き分けとなり賭け金は返還される。
  2. 二枚のカードの数字が同じ場合(ペア)
    二枚のカードの数字が同じ場合、三枚目のカードも同じ数字ならばプレイヤーの勝ちになる。この場合の勝ち方をレッドドッグと呼ぶ。もし三枚目のカードの数字が最初の二枚と異なる場合は引き分けになる。
  3. 二枚のカードの数字が異なり、隣り合っていない場合(スプレッド)
    二枚のカードの数字の間に入る数字の数を付けて「スプレッド X」と呼ぶ。例えば二枚のカードが2と4だった場合は3の一個だけが入るので「スプレッド1」、3と8の場合は4〜7が入るので「スプレッド4」、最大は2とAの二枚だった場合で「スプレッド11」となる。
    この場合、プレイヤーはBETに置いた額と同額をRAISEに置いて賭け増しをすることも出来る。賭け増しをするかどうかについて全プレイヤーが意思を表明した後、三枚目のカードが配られる。このカードの数字が最初の二枚の間に入っていればプレイヤーの勝ちとなりスプレッドの状況に応じて配当が行われる。入らない場合(二枚のいずれかと同じ数字も含む)はプレイヤーの負けとなりベットは没収される。

配当

  • レッドドッグ - 12倍(以下、全て元金と配当の合計)
  • スプレッド1 - 6倍
  • スプレッド2 - 5倍
  • スプレッド3 - 3倍
  • スプレッド4以上 - 2倍

※配当はカジノによって異なる場合がある。

参考文献

  • Andrew Feyk Goldsmith 『カジノ教本』 株式会社データハウス、2002年、214-219頁 ISBN 4-88718-693-2

レッド・ドッグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 08:39 UTC 版)

カジノザウルス」の記事における「レッド・ドッグ」の解説

まずトランプ2枚引いた後、手持ちチップ賭ける。チップ賭けた後に3枚目を引き、そのカードの数字先に引かれ2枚数字の間に入る数字であれば賭けたチップが倍になって戻ってくる。入らなかった場合にはチップ戻らない2枚の間に入る数字1種類しかなかった場合(「3」「5」と引かれて、3枚目が「4」の場合)には、的中すれば3倍返し全員10チップ持ってスタート3回戦行い手持ちチップが多い人から勝ち抜け

※この「レッド・ドッグ」の解説は、「カジノザウルス」の解説の一部です。
「レッド・ドッグ」を含む「カジノザウルス」の記事については、「カジノザウルス」の概要を参照ください。

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