レッドカゴメ 921【レッドカゴメ 921】(野菜)
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登録番号 | 第4717号 |
登録年月日 | 1995年 9月 14日 | |
農林水産植物の種類 | トマト | |
登録品種の名称及びその読み | レッドカゴメ 921 よみ:レッドカゴメ 921 |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | カゴメ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県名古屋市中区錦三丁目14番15号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 余郷克己 細井克敏 山岡浩一 岸歩 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「Ohio-7658」に「Red Cherry Large」を交配し,選抜した固定品種で,果形がプラム形で果頂部が突出し,果柄部に離層が無く,果房ごとの収穫も可能なミニトマトである。 草姿は普通,子葉の大きさはやや小,色は緑,胚軸のアントシアニン着色は有,節間長は中,第1花房より下の葉数は中,花房間葉数は一般に3,葉色は緑,葉形は1型,巻葉性はやや強,葉長は短,葉幅はやや狭,根の太さはやや細である。花房の形は単純,花数は中,完熟期の果色は濃赤,果実表皮の色は黄,果形はプラム形,果頂 部の形は突出,果実の大きさはかなり小,子室数は一般に2,果肩部の緑色は中,へ た落ちの大きさは小,果柄の離層は無,花落ちの形は点状,果肉の色は淡赤である。開花始期及び着色始期はやや早,耐高温性及び耐低温性は中,耐肥性はやや強,可溶性固形物含量は高,酸度はやや高である。半身萎凋病抵抗性及び萎凋病レースJ-1 抵抗性は有,萎凋病レースJ-2抵抗性は無である。 「ピュアベリー」と比較して,巻葉性が強いこと,葉長が短いこと,果頂部の形が突出であること,果柄の離層が無いこと,半身萎凋病抵抗性が有ること等で,「ミニキャロル」と比較して,節間長が短いこと,果形がプラム型であること,果頂部の形が突出であること,果柄の離層が無いこと,半身萎凋病抵抗性が有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の研究所(栃木県那須郡西那須野町)において,昭和60年にアメリカ合衆国オハイオ州立大学より導入した「Ohio-7658」に「Red Cherry Large」を交配し,以後選抜を重ね,平成3年に雑種第8代で固定を完了,その後特性及び生産力検定を行い,平成4年,目標とした特性を有しているのを確認して育成を完了したものである。 |
「レッドカゴメ 921」の例文・使い方・用例・文例
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