KGM971【KGM971】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8948号 |
登録年月日 | 2001年 3月 28日 | |
農林水産植物の種類 | トマト | |
登録品種の名称及びその読み | KGM971 よみ:KGM971 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | カゴメ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県名古屋市中区錦三丁目14番15号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 伊藤博孝、岸歩、津布楽洋和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「レッドカゴメ921」に「レッドカゴメ922」を交配して育成されたものであり、完熟期の果実は濃赤色で果柄に離層がなく、裂果抵抗性がかなり強い生食用ミニトマトである。草姿は普通、子葉の大きさは小、色は淡緑、胚軸のアントシアニン着色は有、節間長及び第1花房より下の葉数は中、花房間葉数は一般に3、葉色はやや淡緑、葉形は1型、巻葉性は弱、葉長はやや短、葉幅はやや狭、根の太さはやや細である。花房の形は単純、花数は中、完熟期の果色は濃赤、果実表皮の色は無色、果形はやや扁平、果頂部の形は平滑、果実の大きさはかなり小、子室数は一般に2、果実の大きさの均一性は高、果肩部の緑色は中、へた落ちの大きさは小、果肉の厚さは薄、果柄の離層は無、花落ちの形は点状、果肉の色は濃赤である。開花始期はやや早、着色始期及び耐高温性は中、耐低温性及び耐肥性はやや弱、裂果抵抗性はかなり強、可溶性固形物含量は高、酸度は中、全固形物量は高、半身萎凋病抵抗性及び萎凋病レースJ-2抵抗性は無である。「レッドカゴメ922」及び「レッドカゴメ942」と比較して、果柄の離層が無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に出願者の研究所(栃木県那須郡西那須野町)において、「レッドカゴメ921」に「レッドカゴメ922」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「フレッシュKGM971」であった。 |
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