KGM982【KGM982】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9801号 |
登録年月日 | 2002年 3月 1日 | |
農林水産植物の種類 | トマト | |
登録品種の名称及びその読み | KGM982 よみ:KGM982 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | カゴメ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県名古屋市中区錦三丁目14番15号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 伊藤博孝、余郷克己 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「レッドカゴメ922」を交配して育成されたものであり、完熟期の果実は濃紅色で小さく、萎凋病レースJ-1抵抗性を有する生食及び加工用品種である。草姿は普通、子葉の大きさはやや小、色は緑、はい軸のアントシアニン着色は有、節間長及び第1花房より下の葉数は中、花房間葉数は一般に3、葉色はやや淡緑、葉形は1型、巻葉性、葉長、葉幅及び根の太さは中である。花房の形は単純、花数はやや多、完熟期の果色は濃紅、果実表皮の色は無色、果形は球形、果頂部の形は平滑、果実の大きさは小、果実の硬さは中、子室数は一般に2、果実の大きさの均一性は高、果肩部の緑色は中、へた落ちの大きさは小、果肉の厚さはやや薄、果柄の離層は有、花落ちの形は点状、果肉の色は淡紅である。開花始期及び着色始期は中、可溶性固形物含量は高、酸度は中、全固形物量はやや高、萎凋病レースJ-1抵抗性は有である。「レッドカゴメ922」と比較して,節間長が長いこと、葉形が1型であること、果形が球形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に出願者の研究所(栃木県那須郡西須野町)において、アメリカ合衆国から導入した「PI204981」を素材にして育成した系統に「レッドカゴメ922」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「フレッシュKGM982」であった。 |
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