KGM962【KGM962】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8217号 |
登録年月日 | 2000年 7月 31日 | |
農林水産植物の種類 | トマト | |
登録品種の名称及びその読み | KGM962 よみ:KGM962 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | カゴメ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県名古屋市中区錦三丁目14番15号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山岡浩一、細井克敏、余郷克己、津布楽洋和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,アメリカ合衆国より導入したものから育成した雄性不稔系統を母系とし,台湾より導入した品種を父系とする交雑品種であり,完熟期の果実は濃赤色で硬く,果柄に離層がない加工用品種である。草姿は心止まり,子葉の大きさは中,色は緑,胚軸のアントシアニン着色は有,節間長及び第1花房より下の葉数は中,花房間葉数は一般に2,葉色は緑,葉形は1型,巻葉性及び葉長は中,葉幅はやや狭,根の太さは中である。花房の形は単純,花数は中,完熟期の果色は濃赤,果実表皮の色は黄,果形はプラム形,果頂部の形は平滑,果実の大きさはやや小,果実の硬さは硬,子室数は一般に3~4,果実の大きさの均一性は中,果肩部の緑色は無,へた落ちの大きさはやや小,果柄の離層は無,花落ちの形は点状,果肉の色は濃赤である。開花始期及び着色始期は中,裂果抵抗性はかなり強,可溶性固形物含量,酸度及び全固形物量はやや高,半身萎凋病抵抗性及び萎凋病レースJ-1抵抗性は有である。「しょうほう」と比較して,果形がプラム形であること,花落ちの形が点状であること等で,「レッドカゴメ90」と比較して,果形がプラム形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,アメリカ合衆国より導入した雄性不稔系統「2-327」,固定品種「FL78-37」及びF1品種「Alta」を育種素材として育成した雄性不稔系統「msx8901-1-2-2-1」を母系とし,台湾より導入した固定品種「TK19-75」を父系とする交雑品種であり,平成4年に出願者の研究所(栃木県那須郡西那須野町)において,交配組み合わせ能力検定試験を実施し,5年から特性の調査を行い,7年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。 |
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