KGM972【KGM972】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9037号 |
登録年月日 | 2001年 6月 26日 | |
農林水産植物の種類 | トマト | |
登録品種の名称及びその読み | KGM972 よみ:KGM972 |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | カゴメ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県名古屋市中区錦三丁目14番15号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中田健吾、原田聰、田中宥司、余郷克己、津布楽洋和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「RODADE」及び「カゴメ70」を素材として育成された系統を母系とし、「TK198」、「RODADE」及び「カゴメ70」を素材として育成された系統を父系とする交雑品種であり、完熟期の果実は濃赤色で硬く、果柄に離層がない加工用品種である。草姿は心止まり、子葉の大きさは中、色は緑、はい軸のアントシアニン着色は有、節間長はやや長、第1花房より下の葉数は中、花房間葉数は一般に2、葉色は緑、葉形は1型、巻葉性及び葉長は中、葉幅はやや広、根の太さは中である。花房の形は単純、花数は中、完熟期の果色は濃赤、果実表皮の色は黄、果形はやや扁平、果頂部の形は平滑、果実の大きさはやや大、果実の硬さは硬、子室数は一般に5~6、果実の大きさの均一性はやや低、果肩部の緑色は無、へた落ちの大きさは中、果柄の離層は無、花落ちの形は星状、果肉の色は濃赤である。開花始期、着色始期及び裂果抵抗性は中、可溶性固形物含量はやや高、酸度は中、半身萎凋病抵抗性及び萎凋病レースJ-1抵抗性は有、萎凋病レースJ-2抵抗性は無である。「レッドカゴメ931」と比較して、果実が大きいこと、子室数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、南アフリカ共和国から導入した「RODADE」及び「カゴメ70」を素材として育成された系統を母系とし、「TK198」、「RODADE」及び「カゴメ70」を素材として育成された系統を父系とする交雑品種であり、平成6年に出願者の研究所(栃木県那須郡西那須野町)において交配組み合わせ検定試験を実施し、7年から特性の調査を行い、9年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。 |
- KGM972のページへのリンク