ルーヴル美術館ランス別館
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![]() Louvre-Lens |
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美術館内部
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施設情報 | |
専門分野 | 美術 |
開館 | 2012年 |
所在地 | ![]() |
位置 | 北緯50度25分50秒 東経2度48分12秒 / 北緯50.43068889度 東経2.803302778度 |
外部リンク | site du Louvre-Lens |
プロジェクト:GLAM |
ルーヴル美術館ランス別館(ルーヴルびじゅつかんランスべっかん)は、フランスのランス (パ=ド=カレー県)に存在する美術館である。ルーヴル美術館の別館。
概要
設計は日本人による設計事務所SANAAとイムレー・カルバート(Imrey-Culbert)社[1]。パリのルーヴル美術館に眠っていて一般公開されていなかった作品(ギリシャ美術、オリエント美術、彫刻など)を中心に展示。
沿革
1960年以降、放置されていたかつての鉱山地帯を有効利用し、ルーブル美術館の分館を建設することで地域振興に役立てようとするランス市が資金を投入して進めてきた開発事業の一環として2012年12月4日にオープン。
主な収蔵品[2]
- セクメト像、獅子頭の女神(Sekhmet, Déesse-Lionne) 作者不詳/紀元前1400年〜紀元前1350年
- 聖母と天使(La Vierge et l'Enfant)サンドロ・ボッティチェリ/1465年〜1470年
- 水浴する女(Baigneuse ou Nymphe qui descend au bain) エチエンヌ・モーリス・ファルコネ/1724年
脚注
- ^ 『建築がすごい世界の美術館』パイインターナショナル、2015年、12頁。ISBN 978-4-7562-4592-2。
- ^ “フランス北部の【ルーブル・ランス美術館】を徹底案内! |”. www.mapple.net (2018年1月4日). 2023年5月25日閲覧。
関連項目
外部リンク
ルーヴル・ランス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 04:14 UTC 版)
詳細は「en:Louvre-Lens」および「ルーヴル美術館ランス別館」を参照 2004年にフランス政府は、ルーヴル美術館の別館をパ=ド=カレーの、以前は炭鉱町として栄えていたが、すでに過疎化しているランスに建設することを決定した。これはパリのルーヴル美術館本館の混雑緩和と全体での入場者数の増加、さらにフランス北部の産業経済振興を目的としたものだった。計画当初の別館建設候補地としてランスのほかに、アミアン、アラス、ブローニュ=シュル=メール、カレー、ヴァランシエンヌの北部5都市の名前が挙がっていたが、最終的に当時の首相ジャン=ピエール・ラファランが、ランスに「ルーヴル・ランス (Le Louvre-Lens)」という名前の別館を建てることを決定した。そして2005年に、日本人建築家妹島和世と西沢立衛のユニットSANAAがルーヴル・ランスの設計を任され、建築計画が始動した。2012年12月の開館時に、ルーヴル美術館の関係者は、別館は600点にのぼる美術品収容能力を有し、年間50万人の集客を見込んでいるとした。
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