リピーター‐ハブ【repeater hub】
リピータハブ
【英】repeater hub
リピータハブとは、イーサネット(10BASE-T)で利用されるハブのひとつで、1つのホストから受信したデータをそのまま他の端末すべてに送信するハブのことである。従来型の、信号を増幅して中継するタイプのハブとスイッチングハブを区別するために用いられる。
リピータハブは送り先を制御することができない。そのため、機密性の高いデータを受信するように利用するのには向いていない。それはネットワーク上のパケットを増やす原因ともなっている。これらの理由から、データの宛先を管理できるスイッチングハブなどへの移行が進んだ現在では、あまり利用されなくなっている。
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ハブ (ネットワーク機器)
(リピータハブ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/04 05:49 UTC 版)
ハブ(hub)とは、スター型物理トポロジを取るネットワークにおいて中心に位置する集線装置である。ハブという名前の由来は『車輪の中心』からきている。
- 1 ハブ (ネットワーク機器)とは
- 2 ハブ (ネットワーク機器)の概要
リピータハブ(ダムハブ、カスケードハブ、ハブとも)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 14:54 UTC 版)
「イーサネット」の記事における「リピータハブ(ダムハブ、カスケードハブ、ハブとも)」の解説
物理層をサポートする機器。リピータを多ポート化したもの。複数の端末と接続し物理信号の中継・再生を行う。
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リピータ・ハブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 17:10 UTC 版)
「IEEE 802.1X」の記事における「リピータ・ハブ」の解説
サプリカントが送信するEAPメッセージを含んだMACフレームは、リピータ・ハブによって認証LANスイッチへ転送される。認証LANスイッチは送り手側にリピータ・ハブが介在していることが判らないため、認証要求を受付けて、認証接続の動作を開始する。サプリカントPCが認証を完了してネットワークに接続された場合に問題となるのは、リピータ・ハブに接続された他のPCは、認証を受けずにそのままネットワークに接続が可能となることである。認証LANスイッチの認証はポート単位で行われているため、その1つの認証済みポートに接続されたリピーター・ハブの配下の全てのPCがネットワークへの接続を許されてしまう。ここまでがIEEE 802.1Xで規定された動作であるが、これではセキュリティが確保できないため、実際の認証LANスイッチ製品の多くでは、MACアドレス・フィルタ機能と連動させて、たとえリピーター・ハブを使われても認証されたPCをMACアドレスで認識して、他のPCをネットワークに接続することはない。
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