リピオドールとは? わかりやすく解説

ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル

(リピオドール から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/28 22:00 UTC 版)

ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル[1](ヨードかけしゆしぼうさんエチルエステル、Ethyl ester of iodinated poppy-seed oil fatty acid)またはエチオダイズド油[2](Ethiodized oil (USP))、商品名:リピオドール(Lipiodol)は、ケシの実を原料としたオイル英語版で、放射線不透過性英語版造影剤として使用される注射薬である。


  1. ^ 肝動脈化学塞栓療法や胃静脈瘤塞栓術などへの使用を指す。
  1. ^ a b リピオドール480注10mL 添付文書”. www.pmda.go.jp. PMDA. 2021年8月14日閲覧。
  2. ^ KEGG DRUG: エチオダイズド油”. www.genome.jp. KEGG. 2021年8月14日閲覧。
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  4. ^ “Locoregional immuno(bio)therapy for liver metastases”. Seminars in Oncology 29 (2): 160–7. (April 2002). doi:10.1053/sonc.2002.31716. PMID 11951214. 
  5. ^ “Multidetector-row computed tomography in the management of hepatocellular carcinoma with transcatheter arterial chemoembolization”. Journal of Gastroenterology and Hepatology 21 (6): 941–6. (June 2006). doi:10.1111/j.1440-1746.2006.04474.x. PMID 16724976. 
  6. ^ “The concept of the sentinel lymph node”. Recent Results in Cancer Research. Fortschritte der Krebsforschung. Progres dans les Recherches Sur le Cancer. Recent Results in Cancer Research 157: 109–20. (2000). doi:10.1007/978-3-642-57151-0_9. ISBN 978-3-642-63070-5. PMID 10857165. 
  7. ^ “A review of the use of lipiodol flushing for unexplained infertility”. Treatments in Endocrinology 4 (4): 233–43. (2005). doi:10.2165/00024677-200504040-00004. PMID 16053340. 
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  9. ^ 肝癌 Minds版ガイドライン解説 | Mindsガイドラインライブラリ”. minds.jcqhc.or.jp. 公益財団法人 日本医療機能評価機構. 2021年8月14日閲覧。
  10. ^ 日経メディカル. “ミリプラ:肝動脈から投与する肝細胞癌治療薬”. 日経メディカル. 2021年8月14日閲覧。


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リピオドール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/23 19:43 UTC 版)

がんカテーテル治療」の記事における「リピオドール」の解説

本来は油性造影剤であるが、液体塞栓物質1つとして、肝細胞癌栄養動脈から注入した場合排出路の門脈まで塞栓することが可能で、対象腫瘍に対して強い塞栓強度達成することが出来る。現在でも主軸塞栓材料1つであるが、開発当初期待され薬剤放出機能ほとんどない考えられている。

※この「リピオドール」の解説は、「がんカテーテル治療」の解説の一部です。
「リピオドール」を含む「がんカテーテル治療」の記事については、「がんカテーテル治療」の概要を参照ください。

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