リビア空軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 17:31 UTC 版)
リビア空軍(英語版)は1963年に設立された。アメリカとの関係が悪化していた1980年代には、アメリカ海軍第6艦隊の艦載機と交戦を行なっており、1981年と1989年の2度のシドラ湾事件を起している。13ヶ所の空軍基地を有する。なお、1970年までアメリカ空軍はトリポリ近郊のwheelus空軍基地に駐留していた。 内戦前の主な機材は、MiG-23、Su-22、Mi-24など。フランス製ミラージュF1も保有していた。 2011年3月、国際連合安全保障理事会決議1973に基づいて介入した諸国の攻撃により、リビア空軍は諸国の空軍と一戦を交えたが、壊滅状態に陥ったと報じられた。リビア空軍は、旧式の機体で構成されているため被害も大きく、撃墜されるリビアのMiG-23が映像として残されている。 現在の保有機(多くはリビア人民軍のもの) 戦闘機・攻撃機ミラージュF1 2機(マルタへ亡命していた機体) MiG-21 10機 MiG-23 10機 Su-22 2機 Su-24 2機 練習機ソコ G-2 14機 L-39 10機 アエロマッキSF.260 38機 輸送機IL-76 1機 IL-78 1機 An-26 1機 An-32 1機 An-72 1機 C-130 2機 回転翼機CH-47 3機 Mi-2 4機 Mi-8 7機 Mi-14 3機 Mi-24 8機 AW139 1機 無人機Aeryon Scout 1機 対空ミサイルSA-2 SA-5
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