ランス・ロランス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:37 UTC 版)
「イグニッション・ブラッド」の記事における「ランス・ロランス」の解説
2巻における最終的な敵。金髪に美形の青年で礼服に身を包んでいる。武器は騎士槍(ランス)。ガルビヤスの眷属であり親友。誉れ高き血統のロッドには「殿」をつけているがガルビヤスに対しては対等な態度で接している。3年前の戦いで十影に恋人ローラを殺されたことで怒り狂い、彼を殺そうとするもリアリ・アラングレイスに阻まれ、「廻の奥伝『雲柳』」により相打ち同然の形で胴体を斬り捨てられた。しかし生存しており、その後、人間の死体から吸った血液で肉体を復活させ仲間たちの手を借りて戦線より脱出。ロドリオに嘆願し闇夜獄へと身を投じた。闇夜獄を乗り越えたことで凄まじい力を手にし、このことから騎士のような理知的な振る舞いと、憎悪に塗れた狂気を併せ持つようになった。なお、リアリは彼との戦闘による負傷が原因でこの世を去っており、十影からすれば「上官の仇」である。そのため決戦の際は互いに復讐鬼として対峙。互いに生命を懸けた死闘を演じた。なお、十影からは「お前たちが戦争を仕掛けなければこんなことにはならなかった」と恨み言を言われたが、ランス自身は嗤って相手にしなかった。
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