ラブリーローズランバダ【ラブリーローズランバダ】(草花類)
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登録番号 | 第6074号 |
登録年月日 | 1998年 1月 22日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ラブリーローズランバダ よみ:ラブリーローズランバダ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 1月 24日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社向山蘭園 | |
品種登録者の住所 | 山梨県塩山市熊野274番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「テルスター」に「サロメ」を交配して育成されたものであり,花はセパルがピンク白の地色に穏紫ピンクのぼかし,ペタルがピンク白の地色に濃赤紫の斑点及び穏紫ピンクのぼかし,リップが正三角形で淡黄の地色に紫ピンクの斑点及び楔が入る中型種である。 草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは31~60㎜,長径は31~50㎜である。葉の全体の形は線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は45~60゚,先端の角度は60~90゚,葉の長さは45~75㎝,幅は21~30㎜,葉色は緑,葉数は7~9枚である。1花茎の花数は11~20,花茎の太さは6.1~9.0㎜,長さは50~80㎝,色は淡緑である。咲き型は部分抱え・平咲き,花の横径は81~100㎜,縦径は61~80㎜,ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は湾曲広線形,先端の形は不等微突形,ペタル正面の形は広線形,先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は正三角形,先端の形は微突形,周縁の反転は無,波打ちは大である。全体的な花色は桃系,花色はドーサル・セパル及びラテラル・セパルはピンク白(JHS カラーチャート9201)の地色に穏紫ピンク(同9212)のぼかしが入る,ペタルはピンク白(同9201)の地色に濃赤紫(同9209)の斑点及び穏紫ピンク(同9212)のぼかしが入る,リップは淡黄(同2503)の地色に紫ピンク(同9203)の斑点及び楔が入る。花の香りは無,開花期は初冬である。 「ヒロシマレディー ソニア」と比較して,花茎の上部及び中部の色が淡緑であること,リップ正面の形が正三角形であること,ドーサル・セパル及びラテラル・セパルの内側の花色の分布がぼかしのみであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和58年に出願者のほ場(山梨県塩山市)において,「テルスター」に「サロメ」を交配して得られた実生の開花株の中から選抜されたものであり,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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