ラスィーヤ連邦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 02:28 UTC 版)
「ハンドレッド (小説)」の記事における「ラスィーヤ連邦」の解説
ツェザーリ・グラヴィン ラスィーヤ連邦の武芸者で階級は少佐。全武芸大会にラスィーヤチームのリーダーとして参加した。過去にサベージから受けた傷を乗り越えヴァリアントとなっている。 戸籍上の名前を変えており、本名はヴァシリー・トゥイニャーノフ。ヴィタリーの実弟である。姉がジュダルに利用され捨てられたことで、自身も犯罪者の身内として迫害を受けたことからジュダルを憎み復讐を誓っていた。ヴィタリーの研究成果を利用し、部下のエレーナとゲルトを人工ヴァリアントとして部下としている。 リトルガーデンとの闘いで、エレーナとゲルトを倒され、自身もクレアとの戦いで戦況を優位に進めるも、クレアがヴァリアントの力を使ったため、敗北による責任を恐れて棄権した。人工ヴァリアント製造の罪を自分に着せようとするフロロフを始末するも、その様子を見ていたジュダルが神聖教会と結託し、彼による暗殺を受ける。自分の目前に現れたジュダルによって姉、ヴィタリーと再会するも、ジュダルのために自分を切り捨てられ激昂する。その直後、神聖教会の刺客により首を落とされ死亡した。 エレーナ・スカルニコア ラスィーヤチームの紅一点。階級は大尉。冷たい雰囲気と豊満な肉体の美女。 ツェザーリに恋心を抱き、彼と共に歩むため、人工ヴァリアントとなり彼の部下となった。リトルガーデンとの闘いでエミリアと勝負し、ヴァリアントの力を行使するも敗れる。 ツェザーリが謀殺された後、武芸大会時の記憶の混乱を装ってラスィーヤの有力者に身体までも使って取り入り、月のルナルティア基地に赴き、ツェザーリを殺したジュダルへの復讐を誓う。 ゲルト・アブラモビッチ ラスィーヤチームのメンバー。階級は中尉。 大柄な体格を有しており、性格も傲慢で好戦的。過去体格の良さからあらゆる喧嘩に勝利し、女や取り巻きたちに囲まれていたことが彼の自尊心の源となっており、ハンドレッドや武芸者の登場により、強者の立場にいられなくなったことに荒み、暴力沙汰を起こす。そこでツェザーリと出会い、彼の下につくことを条件に人工ヴァリアントとなる。全武芸大会の個人戦で、トウカとの試合で彼女に追い詰められたことでヴァリアントの力を使い、トウカを徹底的に痛めつけた。リトルガーデンとの闘いにおいてハヤトと戦うも、ヴァリアントの力を使ったハヤトに敗北。その後、勝利への執着からヴァリアントウイルスを暴走させハヤトに襲い掛かろうとしたが、体が耐え切れずに倒れた。その後、死亡が確認された。
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