ラスカリス朝(ニカイア帝国・東ローマの亡命政権)
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詳細は「ニカイア帝国」を参照 肖像名称生年と誕生地在位期間即位背景没年 テオドロス1世ラスカリス Θεόδωρος Α' Λάσκαρης 1175年頃 1205年 - 1222年 コンスタンティノス・ラスカリスの弟。コンスタンティノポリス陥落に際し、その直前に即位した兄らと共に首都を脱出した。付き従った一団を率いて、ビテュニアに赴いてニカイアに定住。東ローマ帝国の亡命政権としての「ニカイア帝国」を樹立し、兄から権力を譲られ皇帝に即位。他にも亡命政権は存在したが、後にニカイア帝国が首都コンスタンティノポリスを奪還したため、この帝国が東ローマ帝国の正統政権とされる。 1222年 ヨハネス3世ドゥーカス・ヴァタツェス Ιωάννης Γ' Δούκας Βατάτζης 1193年 1222年 - 1254年11月3日 軍人。テオドロス1世ラスカリスの後継者に選ばれ、皇女イレーネー・ラスカリナと結婚。義父の死により即位。 1254年11月3日 テオドロス2世ラスカリス Θεόδωρος Β' Λάσκαρης 1221年 1254年11月3日 - 1258年8月18日 ヨハネス3世ドゥーカス・ヴァタツェスとイレーネー・ラスカリナの子。父の死により即位。 1258年8月18日 ヨハネス4世ラスカリス Ιωάννης Δ' Λάσκαρης 1250年 1258年8月18日 - 1261年12月25日 テオドロス2世ラスカリスの子。父の死により即位。 1305年
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