イレーネー・ラスカリナとは? わかりやすく解説

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イレーネー・ラスカリナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/24 21:27 UTC 版)

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イレーネー・ラスカリナ
Ειρήνη Λασκαρίνα
ニカイア皇后

死去 1239年
配偶者 アンドロニコス・パレオロゴス
  ニカイア皇帝ヨハネス3世ドゥーカス・ヴァタツェス
子女 テオドロス2世
家名 ラスカリス家
父親 ニカイア皇帝テオドロス1世ラスカリス
母親 アンナ・アンゲリナ
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イレーネー・ラスカリナ (ギリシャ語:Ειρήνη Λασκαρίνα、生年未詳 - 1239年) はニカイア帝国の初代皇帝テオドロス1世ラスカリスの皇女。母親アンナ・アンゲリナは、東ローマ帝国皇帝アレクシオス3世アンゲロスとエウフロジネ・ドゥカイナ・カマテリナの皇女であった。

生涯

最初はアンドロニコス・パレオロゴス将軍に嫁ぐが、その死後、テオドロス1世の寵臣ヨハネス・ヴァタツェス(後の皇帝ヨハネス3世ドゥーカス・ヴァタツェス)と再婚して、テオドロス2世を出産。出産後に落馬して重傷を負い、二度と子どもの産めない体になった。エウゲニアと名を改めて修道院に引退し、1239年に他界するまで余生を尼僧として過ごした。

中庸を得た思慮深い言動によって、歴史家からの評価は高く、ニカイア帝国の国民たちは彼女を手本として、倫理観を高めたと伝えられる。

マリアハンガリーベーラ4世と結婚した。

脚注

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参考文献

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