ラインストーン ロマンロラン【ラインストーン ロマンロラン】(草花類)
登録番号 | 第11922号 | |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ラインストーン ロマンロラン よみ:ラインストーン ロマンロラン | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「クリスタルチェリー」に「フローレンス」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に紫赤色のぼかしが入る、リップはてい形で黄白の地色に紫赤色の斑点が覆輪状に入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61~100㎜、長径は51~70㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は60~90度、葉の長さは45~75㎝、幅は31~40㎜、葉色は緑、葉数は13~15枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは12~15㎜、長さは50~80㎝、色は淡緑、抽出の方向は斜上である。咲き型は部分抱え・平咲き、花の横径及び縦径は61~80㎜、ドーサル・セパル正面の形は広線形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形はてい形、先端の形は切形、周縁の反転はかなり小、波打ちは中である。全体的な花色は桃系、花色はセパル及びペタルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)の地色に紫赤(同9708)のぼかしが入る、リップは黄白(同2501)の地色に紫赤(同9708)の斑点が覆輪状に入る。花の香りは無、開花期は冬である。「グレートフラワー・マリーローランサン」と比較して、リップ正面の形がてい形であること、リップに紫赤色の斑点が覆輪状に入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において、「クリスタルチェリー」に「フローレンス」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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