ユーゴスラビア国鉄とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ユーゴスラビア国鉄の意味・解説 

ユーゴスラビア鉄道

(ユーゴスラビア国鉄 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 02:50 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ユーゴスラビア鉄道のロゴマーク

ユーゴスラビア鉄道(ユーゴスラビアてつどう、クロアチア語: Jugoslavenske željezniceセルビア語: Југословенске железницеスロベニア語: Jugoslavenske željezniceマケドニア語: Југословенски железници)は1920年代に旧ユーゴスラビアで設立された鉄道事業者で、略称はJŽである。

ユーゴスラビア鉄道はユーゴスラビア王国国有鉄道として設立され、1929年にユーゴスラビア国有鉄道(JDŽ)に改称された。1941年に一旦、ユーゴスラビア国有鉄道は中断されクロアチア国有鉄道(HDŽ)とセルビア国有鉄道(SDŽ)が設立されるが、第二次世界大戦後1952年に再建されユーゴスラビア鉄道と改称されている。ユーゴスラビア鉄道はユーゴスラビア連邦の各国が独立する1990年代まで存在した。

使用車両

ユーゴスラビア鉄道はハンガリー製の蒸気機関車を広く使用していた。電化が開始されると、イタリア製の電気機関車が使われ、スウェーデン製や国産の車両も使われるようになった。ディーゼル機関車のほとんどは、ゼネラルモーターズ製であった。

継承事業者

外部リンク


ユーゴスラビア国鉄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/19 03:34 UTC 版)

ドイツ国鉄52形蒸気機関車」の記事における「ユーゴスラビア国鉄」の解説

ユーゴスラビアにも52形残された。これらはスロベニアから承継15両とクロアチアから承継24両で、33形(33-001~015・016~039)としてユーゴスラビア国鉄に編入された。戦後戦時賠償として1945年ドイツから137両の52形獲得して33-041~177として編入、更に1947年~1948年にかけてソ連から50両(33-180~229)を譲受した。52形同国では余程好評であったらしく、1952年には西ドイツ国鉄から不要となった35両の52形譲受して33-231~265とした後、1962年~1964年には再びソ連から不要となったТЭ形が2回に分けて55両と21両で合計76購入され、33-226~320321~341となった。 これらユーゴスラビア国鉄機は1980年代半ばまでに淘汰された。 一方ユーゴスラビア国内では国鉄向け以外にも炭鉱鉄道向けとして1960年チェコスロバキアから2両、1964年にはソ連から3両の52(ТЭ)形が購入されそれぞれ33-501・502と33-503~505付番された。 このためユーゴスラビアには合計342両の52形在籍したことになる。 ユーゴスラビア連邦解体後ここから分離独立したボスニア・ヘルツェゴビナでは内戦状態長く続いたためもあってか、2017年時点でも33形が現役稼働する姿が目撃されている。 なお、ユーゴスラビア国鉄33蒸気機関車には上記欠番埋めるNos.178・179230存在したが、これら3両はドイツ国鉄50形由来する

※この「ユーゴスラビア国鉄」の解説は、「ドイツ国鉄52形蒸気機関車」の解説の一部です。
「ユーゴスラビア国鉄」を含む「ドイツ国鉄52形蒸気機関車」の記事については、「ドイツ国鉄52形蒸気機関車」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ユーゴスラビア国鉄」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ユーゴスラビア国鉄」の関連用語

ユーゴスラビア国鉄のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ユーゴスラビア国鉄のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのユーゴスラビア鉄道 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのドイツ国鉄52形蒸気機関車 (改訂履歴)、イタリア国鉄ALn556.1200/1300気動車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS