ヤクルト退団騒動
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「ローガン・オンドルーセック」の記事における「ヤクルト退団騒動」の解説
2016年6月26日の対中日ドラゴンズ戦(神宮球場)で、3点リードの9回表から登板したところ、中日打線の連打や左翼手の比屋根渉の失策などから同点に追い付かれて救援に失敗。この回限りで降板すると、首脳陣やチームメイトに対して、ベンチ内で悪態を付いたり暴言を吐いたりするなどの行為に及んだ。そのため、試合中にもかかわらず、一軍監督の真中満からクラブハウスへの引き上げを命じられた(試合は延長11回の末にヤクルトがサヨナラ勝利)。 オンドルセクは、チームの外国人選手のリーダー格だったバーネットの退団以降、「傍若無人」と受け取られかねないような振る舞いを度々示していた。球団は、そのことも背景に、この試合におけるオンドルセクの態度を問題視。翌6月27日には、オンドルセクの出場選手登録を抹消するとともに、オンドルセクを無期限の自宅謹慎に処した。 オンドルセクは、6月29日に球団幹部へ謝罪したことで、自宅謹慎処分を解除された。解除を機に二軍の練習へ合流したが、球団から有給休暇を取得したうえで、7月17日に家族のアメリカ帰省へ同行。帰国後には、「首脳陣との対立から精神的に立ち直ることが困難」という理由で、代理人を通じて球団に退団を申し出た。球団では、この申し出を受理したうえで、7月21日にオンドルセクとの契約を解除することを発表。同日付でウェイバー公示の手続きに入ると、27日にNPBから自由契約選手として公示された。
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