モハ7800形グループ
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「東武7800系電車」の記事における「モハ7800形グループ」の解説
モハ7800形 (Mc/M) : 7800 - 7818 クハ800形 (Tc) ・サハ800形 (T) : 800 - 818 1953年(昭和28年)から1954年(昭和29年)にかけて19編成38両が新製され、当初の形式はモハ7330形・クハ330形であった。製造は戦前から関係のあった日車東京や汽車製造の他、ナニワ工機、宇都宮車両、東急車輛といった新興のメーカーでも行われた。 細部寸法は国鉄63系と同一で、以降のグループとは吹寄せ部分の寸法等が異なる。前面は緩い丸妻形状で、幾分小さめの前面窓やガーランドベンチレーターとともに本グループを特徴付ける部分である。また、将来の長大編成化を見越してクハにもパンタグラフ台座や車内主電動機点検蓋が設けられていた。内装は木造ニス塗りで日除けは鎧戸、室内灯は白熱灯であったが、後年車内のペンキ潰しおよび室内灯の蛍光灯化が施工された。後に一部中間車化改造により4両固定編成が5編成誕生している。 なお、花崎駅付近での踏切事故(通称「花崎事故」)においてモハ7808-クハ808が脱線転覆大破し、復旧不能として廃車となっている。
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