メルボルン・ヴィクトリーとは? わかりやすく解説

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メルボルン・ビクトリーFC

(メルボルン・ヴィクトリー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/02 18:05 UTC 版)

メルボルン・ビクトリー
Melbourne Victory
原語表記 Melbourne Victory Football Club
愛称 Victory, The Big V, MVFC
クラブカラー     紺(ネイビー)
    灰色(グレー)
    白(ホワイト)
創設年 2004年
所属リーグ Aリーグ
ホームタウン メルボルン
ホームスタジアム AAMIパーク
マーベル・スタジアム
収容人数 AAMIパーク:30,050
マーベル・スタジアム:53,359
代表者 アンソニー・ディ・ピエトロ
監督 トニー・ポポヴィッチ
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

メルボルン・ビクトリー・フットボール・クラブ英語:Melbourne Victory Football Club)は、オーストラリアの都市メルボルンをホームタウンとする、オーストラリアプロサッカーリーグ(Aリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。

概略

オーストラリアではそれまでセミプロによるオーストラリアン・ナショナルサッカーリーグが開催されていたが、オーストラリアサッカー連盟がオセアニアサッカー連盟からアジアサッカー連盟に転籍することが決まり、オーストラリアのサッカーの全体のレベルアップを図る目的から完全プロによる「Aリーグ」が2005年から開始し、同年2月に、それまでビクトリア州にあったサウス・メルボルンFC、メルボルン・ナイツFCに代わるチームとして、新たにメルボルン・ビクトリーFCを結成(先述の2チームは、現在下部組織のビクトリア・プレミアリーグ所属)。

2006-07シーズン、レギュラーシーズンとファイナルシリーズ(プレーオフ)をともに制し、Aリーグ初の完全優勝を成し遂げた。

リーグ内では、シドニーFCアデレード・ユナイテッドFCメルボルン・シティFCとライバル関係にある。

またAリーグ所属クラブとしては最多8回のAFCチャンピオンズリーグ出場を誇り、その内2016年と2020年大会ではGL突破を果たした。

スタジアム

ホームスタジアムについては、Aリーグ開幕当初、オリンピック・パーク・スタジアムを使用していたものの、ウイングを除き立席である点がネックとなり、また2006年9月にシドニーFCと行った試合で、テルストラ・ドームに当時のリーグ記録となる49,730人の観衆を集めたことから、2006-07シーズンでは、スケジュールの都合でテルストラ・ドームが使えない2試合を除いてテルストラ・ドームで開催。当初、2008-09シーズンから、オリンピック・パークの東に新たに建設する予定のメルボルン・レクタンギュラー・スタジアムに本拠地を移転する予定だったが、当初計画での収容人数が2万人程度と少なかったため、チームが移転を拒否。結局、計画を変更し、収容人数を31,000人とし、後日改修で拡大可能な仕様にすることで移転に同意、2010-11シーズンから新スタジアムを本拠地として使用している。

タイトル

国内タイトル

  • Aリーグ:3回 − 2006-07, 2008-09, 2014-15
  • Aリーグ ファイナルズ:4回 - 2007, 2009, 2015, 2018
  • Aリーグプレシーズンチャレンジカップ:1回 - 2008–09
  • FFAカップ:2回 - 2015, 2021

国際タイトル

なし

過去の成績

シーズン ディビジョン ファイナル 補足
リーグ 順位
2005-06 Aリーグ 7位 21 7 5 9 26 24 +2 26 出場資格なし  
2006-07 Aリーグ 1位 21 14 3 4 41 20 +21 45 優勝 AFCチャンピオンズリーグ2008出場
2007-08 Aリーグ 5位 21 6 9 6 29 29 0 27 出場資格なし  
2008-09 Aリーグ 1位 21 12 2 7 39 27 +12 38 優勝 AFCチャンピオンズリーグ2010出場 
2009-10 Aリーグ 2位 27 14 5 8 47 32 +15 47 準優勝 AFCチャンピオンズリーグ2011出場
2010-11 Aリーグ 5位 30 11 10 9 45 39 +6 43 5位
2011-12 Aリーグ 8位 27 6 11 10 35 43 −8 29 出場資格なし
2012-13 Aリーグ 3位 27 13 5 9 48 45 +3 44 ベスト4 AFCチャンピオンズリーグ2014出場
2013-14 Aリーグ 4位 27 11 8 8 42 43 −1 41 ベスト4
2014-15 Aリーグ 1位 27 15 8 4 56 31 +25 53 優勝 AFCチャンピオンズリーグ2016出場
2015-16 Aリーグ 6位 27 11 8 8 40 33 +7 41 準々決勝敗退 FFAカップ2015優勝
2016-17 Aリーグ 2位 27 15 4 8 49 31 +18 49 準優勝 AFCチャンピオンズリーグ2018出場
2017-18 Aリーグ 4位 27 12 5 10 43 37 +6 41 優勝 AFCチャンピオンズリーグ2019出場
2018-19 Aリーグ 3位 27 15 5 7 50 32 +18 50 ベスト4 AFCチャンピオンズリーグ2020出場
2019-20 Aリーグ 10位 26 6 5 15 33 44 −11 23 出場資格なし
2020-21 Aリーグ

現所属メンバー

2021年11月28日現在 [1]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK マット・アクトン
2 DF ジェイソン・ゲリア
3 DF ジェイソン・デビッドソン
4 MF ライモン・マーチャン
5 DF マシュー・スピラノビッチ
6 MF リー・ブロクサム
7 FW クリス・イコノミーディス
8 MF ジョシュア・ブリランテ
9 FW フランセスコ・マルジオッタ
10 FW ロビー・クルーズ
11 FW ベン・フォラミ
13 MF ビルカン・キルダル
14 MF ジェイ・バーネット
No. Pos. 選手名
15 DF アーロン・アンダーソン
16 DF ステファン・ニグロ
17 DF ブレンダン・ハミル
18 FW ニコラス・ダゴスティーノ
19 GK ジェラード・タイソン
20 GK イヴァン・ケラヴァ
21 DF ロデリック・ミランダ
22 MF ジェイク・ブリマー
23 FW マルコ・ロハス
24 FW ニシャン・ヴェルピレイ
25 FW ルイス・ローリー=ラッタンジオ
26 FW レイトン・ブルックス
27 DF ゼイダン・ベロ
監督

歴代監督

歴代所属選手

GK

DF

MF

FW

脚注

  1. ^ Melbourne Victory FC Squads”. Melbourne Victory FC. 2021年11月28日閲覧。

関連項目

外部リンク



メルボルン・ヴィクトリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 01:10 UTC 版)

アンジェ・ポステコグルー」の記事における「メルボルン・ヴィクトリー」の解説

2012年4月26日Aリーグのメルボルン・ヴィクトリーと3年契約監督契約をした。ポステコグルーはチーム再建をするにあたって、マシュー・ケンプ、グラント・ブレイブナー、ロドリゴ・バルガス、トム・ポンデリャク、カルロス・エルナンデスハリー・キューウェル、ジーン・カルロス・ソロルサノ など主力クラス放出行い、ギルヘルム・フリンカー、アダマ・トラオレ、マルコス・フロレス、マーク・ミリガンなどを、かき集めた。 ポステコグルーの最初ヴィクトリーでの試合は、第1節ダービーマッチであるメルボルン・ハート対峙して、1-2敗れた。初勝利第4節2-1でのアデレード・ユナイテッド戦まで待たねばならなかった。翌年ヴィクトリーは、ドックランズ・スタジアムで初のグランドファイナル予備戦挑み2-1パース・グローリー勝利した。続くセントラルコースト・マリナーズには1-0敗れた

※この「メルボルン・ヴィクトリー」の解説は、「アンジェ・ポステコグルー」の解説の一部です。
「メルボルン・ヴィクトリー」を含む「アンジェ・ポステコグルー」の記事については、「アンジェ・ポステコグルー」の概要を参照ください。

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