アデレード・ユナイテッドFC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 14:36 UTC 版)
アデレード・ユナイテッドFC | |||
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原語表記 | Adelaide United Football Club | ||
愛称 | The Reds、United | ||
クラブカラー | 赤 | ||
創設年 | 2003年 | ||
所属リーグ | Aリーグ | ||
所属ディビジョン | - | ||
ホームタウン | アデレード | ||
ホームスタジアム | |
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収容人数 | 16,500 | ||
代表者 | ![]() |
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監督 | ![]() |
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公式サイト | 公式サイト | ||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
アデレード・ユナイテッド・フットボール・クラブ(英語: Adelaide United Football Club)は、オーストラリアの中央南部、南オーストラリア州の州都アデレードをホームタウンとする、オーストラリアプロサッカーリーグ(Aリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。
概略
2003年、それまでオーストラリアン・ナショナルサッカーリーグ(NSL)に所属していたアデレード・シティが撤退、1977年のNSL発足時から在籍していたチームの消滅により、アデレードからNSLチームが一時消滅することとなったため、同年9月設立され、僅か数週間で急遽選手を集め創設された。急造チームにも関わらず、チームは7連勝するなど快進撃を見せ、プレリミナリー・ファイナルに進出。パース・グローリーFCに敗れたものの、初年度として十分な成績を残した。しかしそのシーズンをもってNSLは終了、翌シーズンからAリーグが開催され、創設8チームの1つとなった。なおNSLからそのままAリーグに参加した3チームの1つである(他にパース・グローリー、ニューカッスル・ジェッツ)。
2009年2月、世界的な不況の煽りを受け、建設機器を扱う旧経営陣が経営から撤退。一時的に経営権がオーストラリアサッカー協会に譲度された。
2021年現在、これまでに6度(2007、2008、2010、2012、2016、2017)のAFCチャンピオンズリーグ出場経験を持ち、うち3度決勝トーナメント進出を果たしている。そのなかでもAFCチャンピオンズリーグ2008ではオーストラリア勢として初の決勝トーナメント進出を決め、決勝トーナメントでも鹿島アントラーズ、FCブニョドコルを破り決勝に進出。その決勝ではガンバ大阪に破れ準優勝となった。しかし、ガンバ大阪が優勝した事により「開催国以外のアジア最上位チーム枠」でのFIFAクラブワールドカップ2008出場を決め、本大会ではまたもガンバ大阪に敗れるも、5位決定戦でアフリカ王者のアル・アハリを下し世界5位に輝いた。
タイトル
国内タイトル
- リーグ:1回
- 2015–2016
- Aリーグレギュラーシーズン:2回
- 2005-2006, 2015–2016
- プレシーズンカップ:2回
- 2006, 2007
- FFAカップ:2回
- 2014, 2018
過去の成績
年度 | レギュラーシーズン | ファイナルシリーズ |
---|---|---|
2005-06 | 優勝 | 3位 |
2006-07 | 2位 | 2位 |
2007-08 | 6位 | ─ |
2008-09 | 2位 | 2位 |
2009-10 | 10位 | ─ |
2010-11 | 3位 | 4位 |
2011-12 | 9位 | ─ |
2012-13 | 4位 | Elimination Final |
2013-14 | 6位 | Elimination Final |
2014-15 | 6位 | Elimination Final |
2015-16 | 優勝 | 優勝 |
2016-17 | 9位 | - |
2017-18 | 5位 | Elimination Final |
2018-19 | 4位 | ベスト4 |
2019-20 | 7位 | ─ |
2020-21 | 5位 | ベスト4 |
2021-22 | 4位 | ベスト4 |
現所属メンバー
- 2023年2月7日現在 [1]
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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歴代監督
ジョン・コズミーナ 2003-2007
アウレリオ・ヴィドマー 2007-2010
リニ・クーレン 2010-2011
ジョン・コズミーナ 2011-2013
マイケル・ヴァルカニス 2013
ジョセフ・ゴンボウ 2013-2015
ギジェルモ・アモール 2015-2017
マルコ・クルツ 2017-2019
ヘルトヤン・フェルベーク 2019-2020
カール・ヴァールト 2020-
歴代所属選手
GK
ユージン・ガレコヴィッチ 2007-2017
DF
マイケル・ヴァルカニス 2003-2009
ロバート・コーンスウェイト 2005-2011
アンジェロ・コスタンツォ 2005-2009
アルビン・チェッコリ 2008
サーシャ・オグネノヴスキ 2008-2009
マーク・ルダン 2009-2010
エルサン・ギュリュム 2017-
MF
クリスティアン・サーキーズ 2007-2010
マシュー・レッキー 2009-2011
ダリオ・ヴィドシッチ 2011-2013
アダム・グリフィス 2010
ミゲル・パランカ 2015
カリム・マトムール 2017
ライリー・マッグリー 2016-2017, 2019-2020
FW
フェリックス・タガワ 2003
シェーン・スメルツ 2003-2004
アウレリオ・ヴィドマー 2003-2004
フェルナンド・ルイス・レッキ 2005-2007
トラヴィス・ドッド 2005-2011
ロマーリオ 2006
ネイサン・バーンズ 2006-2008
ブルース・ジテ 2006-2008、2011-2016
ポール・アゴスティーノ 2007-2009
アンドウェレ・スロリー 2011
トミ・ユーリッチ 2013
マイケル・ズロ 2013-2014
ライアン・グリフィス 2014
パブロ・サンチェス 2014-2016
セルジオ・ファン・ダイク 2010-2012, 2016
ミハエル・マリア 2019-2020
ジェームス・トロイージ 2019-2020
指宿洋史 2022-
脚注
- ^ “Adelaide United FC Squads”. Adelaide United FC. 2021年11月28日閲覧。
外部リンク
- 公式サイト (英語)
アデレード・ユナイテッドFC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 04:37 UTC 版)
「アンドウェレ・スロリー」の記事における「アデレード・ユナイテッドFC」の解説
2010年12月20日、招待選手としてオーストラリア・Aリーグのアデレード・ユナイテッドFCと契約した。この契約では最大10試合までの出場が許されるが、2011年1月の移籍市場が開くまではプレーする資格を持たない。アデレード・ユナイテッドFCはまた、スロリーが2010-11シーズン閉幕以後もクラブに残留する可能性も残していた。スロリーは2011-12シーズン終了まで契約を延長する意思をメディアに明らかにしたが、それは確定事項ではない。2月2日、移籍後初めての公式戦出場を果たした。2011年11月22日、現役引退する意向を表明した。
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