Aリーグ・ウィメン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/17 00:24 UTC 版)
| Aリーグ・ウィメン A-League Women | |
|---|---|
| 加盟国 |  オーストラリア | 
| 大陸連盟 | AFC (アジア) | 
| 創立 | 2008年10月25日 | 
| 開始年 | 2008-09 | 
| 参加クラブ | 12 | 
| リーグレベル | 第1部 | 
| 国際大会 | AFC女子チャンピオンズリーグ | 
| 最新優勝クラブ | Central Coast Mariners (1st title) (2024–25) | 
| 最多優勝クラブ | シドニーFC (5回) | 
| 最新首位クラブ | Melbourne City (4th title) (2024–25) | 
| テレビ局 | オーストラリア: ネットワーク・テン Paramount+ ニュージーランド: Sky Open Spark Sport | 
| 公式サイト | オフィシャルサイト | 
Aリーグ・ウィメン (A-League Women、旧称Wリーグ (W-League)) は、オーストラリアの女子サッカーにおける最上位(1部)に相当するサッカーリーグである。
以前はリバティ・Aリーグ (Liberty A-League) と呼ばれていたが、2024-25シーズンからシャークニンジャのオーストラリア法人の協賛によりニンジャ・Aリーグ (Ninja A-League) と呼ばれる。
概要
オーストラリアサッカー連盟(現:フットボール・オーストラリア)によって2008年にセミ・プロフェッショナルリーグのWリーグとして創設され、ウェストフィールド・グループの協賛によりウェストフィールド・Wリーグ (Westfield W-League)と呼ばれた。キャンベラ・ユナイテッド[1]以外の7チームはAリーグ・メン在籍の男子チームと提携していた。
2021年9月30日にオーストラリアのサッカーリーグのリブランディングが発表された。これにより、従来のAリーグはAリーグ・メンに、WリーグはAリーグ・ウィメンにそれぞれ改名され、これらのリーグは共通の「Aリーグス」ロゴやバナーを使用することとなった。
給与
Wリーグにはサラリーキャップ制度が導入されており、2015年当時の各クラブの上限は15万豪ドルとなっていた[2]。
2017-18シーズンには最低年俸10,000豪ドルで導入された。そのため、平均給与は15,500豪ドルから17,400豪ドルに増加し、サラリーキャップは30万豪ドルに設定された[3]。
年間スケジュールとリーグ方式
シーズンは通常11月から4月に開催され、レギュラーシーズンは全20節が行われる。
プレーオフにはレギュラーシーズンの上位4チームが進出し、トーナメント方式で行われる。準決勝ではリーグ1位対4位、2位対3位の対戦がリーグ上位チームのホームスタジアムで行われる。決勝(グランドファイナル)は中立地で行われ、勝者が年間タイトル「プレミア」を手にする。
参加チーム
2010-11シーズンからセントラルコースト・マリナーズが資金難によりリーグ参加を辞退した。2012-13年度より新たにAリーグに参加するウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCの女子チームが結成され、Wリーグに参加するチームは8チームに増加した。
2015年5月13日、2015-16シーズンより「メルボルン・シティFC」が新たにリーグに加わることが承認され、全9チームにより争われることになった[4][5][6][7]。
| 現在のチーム(2021-22) | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| チーム | 本拠地 | スタジアム | 収容人数 | 創設年 | 参加年 | 監督 | 主将 | 
| アデレード・ユナイテッド | アデレード | アデレード・ショアーズ・フットボール・センター | 3,000 | 2008 |  エイドリアン・スタンテ |  イザベル・ホジソン | |
| ブリスベン・ロアー | ブリスベン | ペリーパーク クイーンズランド・スポーツ&アスレチックス・センター A.J. ケリーパーク |  ギャラス・マクファーソン |  アイシャ・ノリー | |||
| キャンベラ・ユナイテッド | キャンベラ | マッケラー・パーク | 3,500 |  ヴィッキー・リントン |  ミシェル・ヘイマン | ||
| メルボルン・シティ | メルボルン | CB スミス・リザーブ メルボルン・レクタンギュラー・スタジアム | 2,000 30,050 | 2015 |  ラド・ヴィドシッチ |  エマ・チェッカー | |
| メルボルン・ビクトリー | レイクサイド・スタジアム キングストン・ヒース・サッカー競技場 | 10,000 5,000 | 2008 |  ジェフ・ホプキンス |  ケイラ・モリソン | ||
| ニューカッスル・ジェッツ | ニューカッスル | ワンダラーズ・オーバル | 1,000 |  アッシュ・ウィルソン |  キャシディデイビス | ||
| パース・グローリー | パース | アッシュフィールド・リザーブ |  アレキサンダー・エパキス |  ナターシャ・リグビー | |||
| シドニーFC | シドニー | シドニー・フットボール・スタジアム | 45,500 |  アンテ・ユリッチ |  ナタリー・トビン | ||
| ウェリントン・フェニックス | ウェリントン | スカイ・スタジアム | 34,500 | 2021 |  ジェマ・ルイス |  リリー・アルフェルド | |
| ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ | シドニー | マルコーニ・スタジアム | 9,000 | 2012 |  キャサリン・カヌリ | ||
歴代優勝チーム
| シーズン | レギュラーシーズン優勝チーム | グランドファイナル優勝チーム | 
|---|---|---|
| 2008-09 | クイーンズランド・ロアー | クイーンズランド・ロアー | 
| 2009 | シドニーFC | シドニーFC | 
| 2010-11 | シドニーFC | ブリスベン・ロアー | 
| 2011-12 | キャンベラ・ユナイテッド | キャンベラ・ユナイテッド | 
| 2012-13 | ブリスベン・ロアー | シドニーFC | 
| 2013-14 | キャンベラ・ユナイテッド | メルボルン・ビクトリー | 
| 2014 | パース・グローリー | キャンベラ・ユナイテッド | 
| 2015-16 | メルボルン・シティ | メルボルン・シティ | 
| 2016-17 | キャンベラ・ユナイテッド | メルボルン・シティ | 
| 2017-18 | ブリスベン・ロアー | メルボルン・シティ | 
| 2018-19 | メルボルン・ビクトリー | シドニーFC | 
| 2019-20 | メルボルン・シティ | メルボルン・シティ | 
| 2020-21 | シドニーFC | メルボルン・ビクトリー | 
| 2021-22 | シドニーFC | メルボルン・ビクトリー | 
| 2022–23 | シドニーFC | シドニーFC | 
| 2023–24 | メルボルン・シティ | シドニーFC | 
| 2024–25 | メルボルン・シティ | セントラルコースト・マリナーズ | 
脚注
- ^ Women in a league of their own - オーストラリアサッカー連盟
- ^ “Fairer wages for women to dominate CBA talks” (英語). SBS Sport. 2023年10月5日閲覧。
- ^ “W-League players to get big pay increase” (英語). ESPN.com (2017年9月11日). 2023年10月5日閲覧。
- ^ Melbourne City FC to field a W-League side next seasonThe Guardian.2015.5.13、2016年8月11日閲覧。
- ^ Melbourne City FC set to field W-League team in 2015メルボルン・シティ公式.2015.5.13、2016.8.11日閲覧。
- ^ Westfield W-League 2015/16 Season Draw releasedWestfield W-League公式サイト.2015.9.8、2016年8月11日閲覧。
- ^ FFA welcomes Melbourne City to the Westfield W-LeagueWestfield W-League公式サイト.2015.5.13、2016年8月11日閲覧。
外部リンク
- Aリーグ・ウィメンのページへのリンク

 
                             
                    




