メディアにおけるアナウンサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 18:15 UTC 版)
「アナウンサー」の記事における「メディアにおけるアナウンサー」の解説
一般に「アナウンサー」と呼ばれるものは、テレビやラジオ放送の進行を務める人で、日本での職務は、番組進行やニュースキャスター、天気予報からCMまで多岐にわたるが、他国ではあまり多くない。 番組のオープニングでテーマ曲に合わせて番組名と出演者をアナウンスするのがその1つ。日本では少なくなったが、ラジオドラマで出演者・スタッフの紹介をアナウンサーが担当している。また、放送の合間にチャンネル名(コールサイン)や次に放送する番組の読み上げ、番組宣伝のナレーションなどを専門とする国もある(ヨーロッパによく見られる)。民間放送では、番組を提供するスポンサー名(提供クレジット)の読み上げも重要な業務の一つである。 ニュースや天気予報などを伝えることも黎明期から業務内容となっているが、専門化が進んで記者や予報士が担当するようになった番組もあれば、放送時間が短い等でアナウンサーの業務として残っている所もある。 「アナ」との略称が使用されることも多い。 放送局同士のコラボレーションにより放送局所属アナウンサーが他局に出演するというケースもある。 メディアによりアナウンサーの好感度調査も行われている。 別称として「放送員」という表記が使われることもある。日本では太平洋戦争勃発後の1942年(昭和17年)4月から1945年(昭和20年)8月の敗戦まで、いわゆる敵性語狩りの影響から、日本放送協会(NHK)のアナウンサーのことを「放送員」と称していた。また朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)では、朝鮮中央放送および朝鮮中央テレビのアナウンサーを「放送員」と呼んでいる。
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