メイロズラグ【メイロズラグ】(観賞樹)
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登録番号 | 第6250号 |
登録年月日 | 1998年 3月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | メイロズラグ よみ:メイロズラグ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 3月 15日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | アラン メイアン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「DAGMAR HASTRUP×MEITULIMON」に「PINK GROOTENDORST」を交配して育成されたものであり,花房の形は2~5輪咲き,花は明紫赤色で半剣弁,整形咲き,無香のやや小輪となるグランドカバー向きの品種である。 樹形はやや横張,株立はやや跛行性,樹高は中である。開花枝の太さはやや細,新しょうの色は淡緑,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さはやや短,基部の幅はやや狭,色は淡緑,数は幹の部分,花枝の基部及び花枝の中央部は多,花首はほとんど無である。小葉の数は9枚以上,本葉の長さはやや短,幅はやや狭である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ,硬さ及び本葉の数は普通である。花房の形は2~5輪咲き,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲き,花の大きさはやや小輪,高さはやや低,花弁表側の色は明紫赤(JHS カラーチャート9706),裏側の色は鮮紫ピンク(同9505)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さはやや薄,硬さはやや柔,数は25~29枚である。花の香りは無,開花時期は普通である。 「ルゴサ」と比較して,展開直後の若葉の色が青銅であること,本葉の数が多いこと,花弁表側の色が明紫赤であること,花弁数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1988年に育成者の農場(フランス共和国)において,「DAGMAR HASTRUP×MEITULIMON」に「PINK GROOTENDORST」を交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1990年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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