メイロウデック【メイロウデック】(観賞樹)
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登録番号 | 第6547号 |
登録年月日 | 1998年 7月 2日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | メイロウデック よみ:メイロウデック |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 7月 3日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | アラン メイアン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「メイカンロウ」の枝変わりであり,花房の形は2~5輪咲き,花は鮮紅色で半剣弁,カップ咲き,無香の小輪となる花壇向きの品種である。 樹形及び株立は普通,樹高はやや矮性である。開花枝の太さは細,新しょうの色は淡緑,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは短,基部の幅は狭,色は青銅,数は幹の部分,花枝の基部及び中央部は少,花首はほとんど無である。小葉の数は7枚,本葉の長さはやや短,幅は狭である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は2~5輪咲き,蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲き,花の大きさは小輪,高さは低,花弁表側の色は鮮紅(JHS カラーチャート 0107),裏側の色は鮮紫赤(同9707)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は40~59枚である。花の香りは無,開花時期は普通である。 「メイパンジッド」と比較して,開花後の枝の色が濃緑であること,花弁表側の色が鮮紅であること等で,「メイカンロウ」と比較して花弁表側の色が鮮紅であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1991年に育成者の温室(フランス共和国)において,「メイカンロウ」の枝変わりを発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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