メイマネスク

品種登録データベース

メイマネスク【ﾒｲﾏﾈｽｸ】（観賞樹）

	登録番号	第15363号
	登録年月日	2007年 3月 22日
	農林水産植物の種類	ばら
	登録品種の名称及びその読み	メイマネスク 　よみ：ﾒｲﾏﾈｽｸ
	品種登録の有効期限	30 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	京成バラ園芸株式会社
	品種登録者の住所	東京都墨田区押上１丁目１２番１号
登録品種の育成をした者の氏名	アラン　メイアン
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、（「インターニキ」×「MEINECTA」）に「MEIQUIZA」を交配して育成されたものであり、花の着き方はスプレータイプ、花は淡黄ピンク色で外側2～3列の花弁先端のみ浅黄緑色のぼかしが入る半剣弁、カップ咲、香りは弱のやや小輪となる切花向きの品種である。生育習性は狭叢生、樹高はやや高、花の着き方はスプレータイプである。新梢のアントシアニン着色の程度は弱、とげの有無は有、下側の形は深いえぐれ、色は緑褐、長いとげの数は中である。葉の長さは中、幅はやや狭、緑の色合い及び表面の光沢は中、先端小葉の形は円形、葉身長はやや短、葉身幅は中、基部及び先端の形は円形である。花蕾縦断面の形は円形、花形Ⅰは八重、花形Ⅱはカップ咲、多芯の有無は無、花弁枚数は極多、花径はやや小、上から見た形は不整円形、上部側面の形は平、香りは弱である。花弁の長さは短、幅は狭、表面中央部の色は淡黄ピンク（JHS カラーチャート1301）、縁部の色は淡黄ピンク（同1301）及び浅黄緑（同3503）、基部の目の有無は無、模様の有無は有（外側2～3列の花弁先端）、タイプはぼかし、色は浅黄緑（同3503）、裏面中央部の色は淡ピンク（同0102）、縁部の色は淡ピンク（同0102）及び浅黄緑（同3503）、模様の有無は有（外側2～3列の花弁先端）、タイプはぼかし、色は浅黄緑（同3503）である。花色の移行性は無、花弁の縁の反転は強、波打ちは弱、タイプは半剣弁、全体の形は広楕円形である。開花始めの時期は中、開花習性は四季咲である。「ルイアンティク」と比較して、花弁枚数が多いこと、花弁表面及び裏面にぼかしが入ること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、1995年に育成者の温室（フランス共和国）において、（「インターニキ」×「MEINECTA」）に「MEIQUIZA」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2002年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。