メイビックマリー【メイビックマリー】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7425号 |
登録年月日 | 1999年 9月 6日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | メイビックマリー よみ:メイビックマリー |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 9月 9日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | アラン メイアン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ジェルファルレイ」に「メイコーラ×KORFLUG」を交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲,花は淡ピンク色に鮮紫ピンク色のぼかしが入り,剣弁,整形咲,微香の中輪となる切花向きの品種である。樹形及び株立は普通,樹高はやや高性である。開花枝の太さは中,新しょうの色は赤紫,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは中,基部の幅はやや広,色は青銅,数は幹の部分はやや少,花枝の基部及び中央部は少,花首はほとんど無である。小葉の枚数は7枚,本葉の長さ及び幅は普通である。展開直後の若葉の色は赤紫,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は単花咲,蕾の形は卵形である。花形は整形咲,花の大きさは中輪,高さはやや高,花弁表側の色は淡ピンク(JHS カラーチャート0402)に鮮紫ピンク(同9705)のぼかしが入り,裏側の色は淡黄ピンク(同1301)に明紫赤(同9706)のぼかしが入る。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は剣弁,花弁一枚の形は広楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は35~39である。花の香りは微香,開花時期は普通である。「ニシケイ」と比較して,小葉の枚数が多いこと,花弁表側の色が淡ピンクに鮮紫ピンクのぼかしが入ること,花弁裏側の色が淡黄ピンクに明紫赤のぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1992年に育成者の温室(フランス共和国)において,「ジェルファルレイ」に「メイコーラ×KORFLUG」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1993年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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