メイド喫茶から非メイド服の喫茶へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 04:45 UTC 版)
「コスプレ系飲食店」の記事における「メイド喫茶から非メイド服の喫茶へ」の解説
それまで店員の制服や店舗のコンセプトはアニメ・ゲーム系のコスプレまたはメイドがメインの状態だったが、さらにジャンルは広がっていった。名古屋・大須に「大須の巫女茶屋(2003年2-11月)」というメイド同様にコスプレの一ジャンルであり、ゲームでも登場する巫女をコンセプトとした店舗もあった。また、名古屋には「やすらぎ居酒屋 月天・がってん」(前身の「飲食夜神 月天(いんしょくやしん がってん)」から店名変更)という巫女が接客する居酒屋もあらわれた。 また、萌え属性の一つである「妹萌え」に着目した「妹系カフェ NAGOMI(いもうとけいカフェなごみ)」、シスターや教会をイメージした「St.GraceCourt(セントグレイスコート)」が秋葉原に(2010年10月31日閉店)、店舗を魔法学校であるというコンセプトの下に営業を行う「王立アフィリア魔法学院」が池袋が開店。2008年6月12日には秋葉原に「巫女さんかふぇ」が開店、店舗自体が神社というコンセプトでイベントスペースも併設していた(2009年1月25日閉店)。 池袋には男装した女性スタッフによるボーイズラブをコンセプト(実際は男女カプ系の乙女ゲームに近い)に据えた「B:Lily-rose(リリーローズ)」(閉店)、メイドとともに扱われることがある執事をコンセプトにした「執事喫茶 Swallowtail」が開店し、吉祥寺にも2006年6月23日に「男装レイヤーズ Cafe & Bar Prince」(クロス吉祥寺3F)が開店(2007年12月31日閉店)して女性客を意識した店舗もあらわれた。 2006年6月に渋谷にスタッフ全員が外国人で、外国人執事が女性客をプリンセスとしてもてなすというコンセプトの「外国人執事喫茶 BUTLERS CAFE」が開店。日本初の外国人執事喫茶であった。 2006年12月には秋葉原で初の男装カフェ「男装Cafe&Bar QUEEN DOLCE」が開店。ギャルソン服を着た男装達がシェイカーを振り、カウンターからカクテルを提供した。 2008年12月に、鷲宮神社の最寄り駅である、埼玉県の鷲宮駅の駅前に、『らき☆すた』のテーマカフェ、らき☆かふぇがミアグループにより開店。『らき☆すた』のキャラクターの衣装を着た女性スタッフが給仕するコスプレ飲食店であり、『らき☆すた』好きが集まる店として、アニメ町おこしの一例として注目を浴びた。
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