メイセシール【メイセシール】(草花類)
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登録番号 | 第6332号 |
登録年月日 | 1998年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | メイセシール よみ:メイセシール |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮野喜久夫 | |
品種登録者の住所 | 静岡県浜松市呉松町3693番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宮野喜久夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ルーブル」に「ニューフレンド」を交配して育成されたものであり,花はピンク白の地色に鮮紫ピンクのはけ目の入るやや小輪で,スプレイ仕立ての切り花向き品種である。 草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈はやや高である。茎の太さは4.0~5.9㎜,色は淡緑,強さは強,縦じわは高,稲妻型屈曲は無,節間長は20~29㎜である。葉身長は75~99㎜,葉幅は50~74㎜,基部の形は凸形,先端部分の形は尖,一次欠刻は 0.70~0.89,二次欠刻の程度は中,欠刻底部の形は中間,葉裂片縁部の重なりは平行する,表面の色は濃緑,裏面の色は緑,光沢度及び厚さは中,たく葉の有無は全体的にある,分布状態は主に両側,形は深裂しない,大きさは小である。つぼみの形は平,花房の形は平形,花の大きさは70~89㎜,舌状花の重ねは1.5列まで,舌状花数は20~59である。管状花数は200~399,分布は集中,全長は8.0~8.9㎜である。花弁の形は平弁,先端の形は尖る,外花弁の反り方は平及び外反,花弁の長さは30~39㎜,幅は2.0㎜未満,外花弁の表面の色はピンク白(JHS カラーチャート9701)の地色に鮮紫ピンク(同9704)のはけ目が入る,裏面の色は淡紫ピンク(同9501),外花弁の角度は上向き,花盤の色は緑色である。花たくの形は盛り上がったドーム状,総ほうの大きさは20~29㎜,総ほう部から花頂部までの高さは30~39㎜,花首の長さは60~79㎜,季咲きの開花期は春で,育成地(静岡県浜松市)における自然開花期は5月下旬である。 「ルーブル」と比較して,葉裂片縁部が平行であること,花の大きさが大きいこと,舌状花表面の色の分布状態がはけ目であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に出願者のほ場(静岡県浜松市)において,「ルーブル」に「ニューフレンド」を交配して得られた実生の中から選抜,以後,選抜及び増殖を行いながら特性の調査を継続し,5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「メイセーラ」であった。 |
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