ミルフォード村と観光施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/28 09:33 UTC 版)
「ミルフォード・サウンド」の記事における「ミルフォード村と観光施設」の解説
ミルフォードサウンドへの陸路アクセスは、テアナウから1本しか道路がない(国道94号)。ミルフォードサウンドの村の人口は約150から200人である。冬季には人口100以下に落ち込む。人口の多くは、クルーズや各種アクティビティといった観光職に従事する人または地元漁師である。 村の中には、空港、観光船ターミナル、漁港、ロッジ、ホテル、カフェ、バー、ガソリンスタンド、駐車場、公衆トイレなどの施設がある。唯一のカフェで昼食を済ませられるが、観光客の多くは、観光船内で食事を済ませる。2014年4月現在も、携帯電話の電波は受信できないが、カフェ、ロッジ、港ターミナルではWi-Fiによるインターネットが利用できる。宿泊施設としては、ミルフォードロッジが、キャンプサイト、プライベートコテージ、バックパッカードミトリーなど多種多様な部屋を用意しているほか、小規模な売店やカフェも利用できる。もう一つの宿泊施設、マイターピークロッジは、ミルフォードサウンドで最初の観光資源として歴史あるホテルである。現在このホテルは、毎年10月から4月の夏季限定でオープンするが、利用できるのは、ミルフォードトラックのガイド付きウォーク参加者のみに限られているので、一般には解放していない。村で唯一の本格的な飲食施設ブルーダックカフェは、朝食から昼食、コーヒーやスナックまで提供するほか、夜間はバーとして、ディナーメニューや酒類を提供。カフェ内には観光案内所も併設する。クルーズ船ターミナルは、観光船の出港拠点で、各社の発券カウンターやオフィスが入居している。売店はないが、自動販売機があるほか、Wi-Fiインターネット、公衆トイレがある。 上記の主な施設より空港を挟んだ反対側には、ディープウォータ湾が広がり、ロブスター漁の起点となる漁港がある。このエリアは、通常、村の人口の大多数が居住するローカルのエリアで、私有地や公共の管理地も多いため、観光客の立入りを制限する標識もある。
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