マンハッタン沖タンカー沈没事件(タンカー編) / ビッグ・シェル占拠事件(プラント編)
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「リボルバー・オセロット」の記事における「マンハッタン沖タンカー沈没事件(タンカー編) / ビッグ・シェル占拠事件(プラント編)」の解説
『メタルギアソリッド2』(2001年発売) 2007年8月8日。シャドー・モセス島事件以降、ブラックマーケットにメタルギアの情報を流し、メタルギアの亜種の発生に暗躍。海兵隊の水陸両用メタルギア「メタルギアRAY」を奪取する計画を立案し、ソリッド・スネークたちの偽装タンカー潜入を影で演出した上でゴルルコビッチ大佐とその私兵部隊と共に偽装タンカーを占拠する。その際スコット・ドルフ海兵隊司令官を殺害、さらにゴルルコビッチをも裏切って殺害し、RAY試作機を強奪、タンカーを爆破・沈没させて逃走した。この時点でオセロットが「愛国者達」のスパイであることが明示される。 その後はサイファーを使って撮影したスネークの写真を公開し、全ての罪をスネークに被せた。 シャドー・モセス島事件で右腕を切断されたため、右肩にリキッドの腕を移植しており、右利きだったのを左利きに矯正している。劇中ではリキッドの意思がオセロットの意識を乗っ取ろうとする描写がある。腕を移植した理由として「早撃ちの名声を失いたくなかったため」とリキッドに解釈されている(『バンドデシネ』)。 『バンドデシネ』では作中にリキッドの幻影が現れ、彼によって肉体を徐々に支配され、オセロットがそれに葛藤する描写が存在する。また、リキッドと共に『メタルギアソリッド3』に登場したコブラ部隊のメンバーのザ・ソローが登場し、オセロットを酷評する描写が存在する。腕にリキッドの意思が宿っていたことに関しては、リキッドが「俺たちは普通の人間の肉体とは違う」とビッグ・ボスのクローンであるが故の現象だと説明している。またザ・ソローの息子であるが故の霊媒体質も影響しているとされている(あくまで『バンドデシネ』での設定である)。 そして2009年4月29日。ソリダスらと共に武装蜂起に参加するが、実はこの蜂起そのものが「愛国者達」の演習であり、オセロットはそのデータ収集を任されていた。最終的にリキッドに精神を乗っ取られたかのような言動を見せ、「愛国者達を葬りに行く」と言い残し、メタルギアRAYに乗って海中に姿を消した。
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