マヒシュマティ王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 21:39 UTC 版)
「バーフバリ 伝説誕生」の記事における「マヒシュマティ王国」の解説
カーブルの武器商人アスラム・カーンは刀剣を売り込みにマヒシュマティの武器工場長カッタッパを訪れ、彼の剣術の腕に感服する。アスラムはカッタッパが奴隷の身分だと聞き国王に自由の身にするように働きかけようとするが、代々王国に仕える家の出身であるカッタッパは申し出を固辞し、その忠誠心の篤さにアスラムは敬意を示す。そのカッタッパが忠誠を誓う国王バラーラデーヴァは国民に重税を課し、反対者を弾圧するなど圧政を敷いていた。宮殿の中庭にはデーヴァセーナが幽閉されており、彼女は毎日中庭の小枝を集める日々を送っていた。カッタッパはデーヴァセーナを逃がそうとするが、彼女は「いつか息子が助けにくる。息子が倒したバラーラデーヴァを焼くために小枝を集めている」と答え拒否する。 都ではバラーラデーヴァの誕生日を祝う祝典が開催され、黄金のバラーラデーヴァ像の建立式が行われていた。シヴドゥは倒れかけた巨大な黄金像の下敷きになりかけた老人を救い姿を消すが、その姿を見た国民は「バーフバリ」の名を叫び出す。その夜、バラーラデーヴァは「バーフバリ」の名を叫んだ者を探し出そうと兵士たちを集めるが、兵士に紛れ込んだシヴドゥが宮殿に火をかけて騒ぎを起こす。シヴドゥは混乱に乗じてデーヴァセーナを助け出して脱出するが、バラーラデーヴァの息子バドラ王子の部隊に捕まってしまう。 シヴドゥは兵士たちを全滅させバドラを殺そうとするが、駆け付けたカッタッパと一騎打ちになり、その場にはアヴァンティカたちや、シヴドゥを探すために洞穴を登ってきたサンガたちが集まる。シヴドゥはカッタッパの剣を奪い、逃げようとしたバドラの首を刎ねる。カッタッパは槍を手にシヴドゥに襲いかかるが、雷雨の中で彼の顔を見た途端、「バーフバリ」と叫び戦意を喪失する。翌朝、シヴドゥは自分の正体をカッタッパに尋ね、自分の正体がマヒシュマティの王子であることを知る。驚くシヴドゥに対し、カッタッパは彼の父王アマレンドラ・バーフバリの生涯を語り出す。
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