国母との確執
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 15:08 UTC 版)
「バーフバリ 王の凱旋」の記事における「国母との確執」の解説
マヒシュマティ王国に到着したデーヴァセーナはシヴァガミに謁見し、無礼を謝罪する。シヴァガミはデーヴァセーナを許し、王族の一員として迎え入れるが、バーフバリとデーヴァセーナは、そこで初めて婚姻話がバラーラデーヴァのための話だったことを知る。シヴァガミは息子との誓いを守ろうとするが、デーヴァセーナはバーフバリとの結婚を望み、自分の意志を無視するシヴァガミを非難する。バーフバリは、デーヴァセーナとの「あなたの尊厳を守る」という誓いと、シヴァガミの「何者の妨げに対しても正義を貫け」という言葉に従いシヴァガミの誤りを指摘し、彼女との結婚を求める。しかし、激怒したシヴァガミはバーフバリの国王即位を取り止め、バラーラデーヴァを次の国王に指名する。 戴冠式の日。王族や民衆が詰めかける中でバラーラデーヴァが国王に即位する。次いでバーフバリの国軍最高司令官就任の宣誓が行われ、詰めかけた民衆は「バーフバリ万歳」と叫び出す。民衆の圧倒的な支持を集める姿を目の当たりにしたバラーラデーヴァとビッジャラデーヴァは、バーフバリへの敵愾心を強めていく。戴冠式からしばらく後、デーヴァセーナが懐妊し、バーフバリは「孫の顔を見れば母上の機嫌も直る」と喜ぶ。そこにシヴァガミやバラーラデーヴァたちが懐妊を祝うために訪れるが、バラーラデーヴァは「身重の妻の側にいられるように」という名目で、バーフバリを国軍最高司令官から解任する。デーヴァセーナは解任を黙認するシヴァガミを非難し、バーフバリに王位を取り戻すように求め、激怒したシヴァガミはその場を立ち去る。 デーヴァセーナはシヴァ寺院への参詣に向かうが、そこで後任の国軍最高司令官セートゥパティが参詣する女性たちの身体を撫で回す姿を目撃し、自分の身体に触れようとした彼の指を切り落としてしまう。彼女は逮捕されて裁判にかけられるが、セートゥパティの証言を取り上げ自分を有罪に追い込もうとするバラーラデーヴァを非難する。そこにバーフバリが現れてデーヴァセーナの話を聞き、その場でセートゥパティの首を斬り落とす。シヴァガミは国王や法を無視した勝手な行動に出るバーフバリに激怒し、2人を反逆罪で追放する。バーフバリはシヴァガミから受け取った宝剣を返上し、デーヴァセーナ、クマラと共に宮殿を立ち去る。
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