国歌斉唱
国歌独唱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 15:40 UTC 版)
「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」の記事における「国歌独唱」の解説
ボラットは大陸横断中にロデオ大会でアメリカ国歌を歌うこととなる。直前に大会関係者から「髭=テロリスト」とみられることを指摘されるが、髭をそらずに観衆の前に登場したボラットは「テロの戦い(≠対テロの戦い)を支持する」と宣言し、「対テロの戦い」の事だろうと好意的に受け止めた観客から好評を買う。しかし続いて「ブッシュ大統領がかの国のすべての男、女、子供の血をすすり、国を完全に破壊し、向こう1000年間は1匹のトカゲも生存しない状態にすることを願う」と宣言し微妙な空気を作り出す。そして国歌独唱では唐突にアメリカ国歌の曲に架空のカザフスタン国歌(「カザフスタンは世界一偉大な国、他の国の指導者はカマ野郎」など、実際のカザフスタン国歌とは全くの別物)をのせて歌い、嵐のようなブーイングを受ける。なおこのチャプターも実際のロデオ大会で収録されており、激怒する観衆も本物である。そのため実際に地元のニュース番組で報道されたうえ、その番組内では「国歌斉唱はせずブッシュ政権のバッシングを行った」と事実が曲解されて伝えられた。なお、騙されてボラットを出場させたマネージャーはその後、罪滅ぼしとして在米カザフスタン大使をロデオに招待した。
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