バーフバリ王伝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 21:39 UTC 版)
「バーフバリ 伝説誕生」の記事における「バーフバリ王伝」の解説
50年前、マヒシュマティ王国を建国したヴィクラマデーヴァ王が急死し、時を同じくして王妃も病死する。後には生まれたばかりの王子バーフバリが残され、国務は王兄ビッジャラデーヴァの妃シヴァガミが代行することになった。これに反発する家臣の一部が謀反を計画するが、シヴァガミは家臣たちを取り込み謀反を防ぎ、首謀者たちはカッタッパに斬り捨てられる。ビッジャラデーヴァは息子バラーラデーヴァを王位に就けるように提案するが、シヴァガミは「バーフバリとバラーラデーヴァのうち、より優れた者を王位に就ける」と宣言する。 バーフバリとバラーラデーヴァは成長して帝王学を身に付け、文武両道に優れた王子となり、王位を決める試練を難なく成し遂げていく。シヴァガミはどちらを王位に就けるべきか迷うが、その折に家臣が軍事機密を盗み出す事件が発生する。二人は家臣を捕らえて尋問し、軍事機密が隣国の蛮族カーラケーヤ(英語版)に渡ったことを聞き出す。カーラケーヤ軍10万人に対してマヒシュマティ軍は2万5000人しかおらず危機を迎えるが、バーフバリは三叉作戦を立案し、カーラケーヤ族長を狙うことを提案する。それを聞いたビッジャラデーヴァは「カーラケーヤ族長を討ち取った方を王位に就ける」と提案し、シヴァガミも提案を了承する。 バーフバリの部隊はビッジャラデーヴァの策略で満足な武器を与えられずにいたが、彼は策を巡らせてカーラケーヤ軍を翻弄する。カーラケーヤ軍が混乱したスキを突き、バーフバリとバラーラデーヴァの部隊が出撃し敵陣に突入する。族長は捕らえた村人を盾にして抵抗するが、バラーラデーヴァは人質ごとカーラケーヤ軍を撃破し、バーフバリは人質を救出しつつ攻撃を加える。部隊が敵陣深く入り込んだ時、マヒシュマティ軍の防御陣が突破され部隊は戦意を喪失する。バーフバリは陣地に戻り兵士たちを鼓舞してカーラケーヤ軍を押し戻し、再び族長の陣地に突入する。バーフバリは族長を追い詰め止めを刺そうとするが、間に入ったバラーラデーヴァが止めを刺す。 勝利に沸き立つマヒシュマティの陣地では、シヴァガミがバラーラデーヴァの武勇を称賛するが、彼女はバーフバリを次の国王に指名する。詰め寄るビッジャラデーヴァに対し、シヴァガミは「バラーラデーヴァは戦いに夢中になっていたが、バーフバリは国民を救うことを考えていた」と理由を語り、バーフバリは歓呼の声が挙がる中で王位に推戴される。
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