滝の下の世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 21:39 UTC 版)
「バーフバリ 伝説誕生」の記事における「滝の下の世界」の解説
古代インドの大国マヒシュマティ王国の女性シヴァガミは、赤ん坊を守るために滝の下に降り追手の兵士を殺し、付近の村に向かおうとするが、足を滑らせて川に落ちてしまう。シヴァガミはシヴァ神に「自分の命と引き換えに赤ん坊の命を救って欲しい」と祈りを捧げる。翌朝、赤ん坊の泣き声を聞き村人が集まり、赤ん坊を川から助け出し、シヴァガミは滝の上を指差した後に川に沈んでいく。村人たちは赤ん坊を滝の上に返そうとするが、村長の妻サンガは「赤ん坊は子供が生まれない自分への神からの授かりもの」と主張して拒否し、滝の上に通じる洞穴を封印してしまう。サンガは赤ん坊に「シヴドゥ」と名付け、自分の息子として育てることを決める。 25年後、シヴドゥは逞しい青年に成長するが、成長と共に滝の上の世界に興味を抱くようになり、毎日滝をよじ登ろうと試みていた。サンガはシヴドゥの滝登りを止めさせるため、導師の助言でシヴァ神の石像に水をかける願掛けを行う。しかし、願掛けを一人で1000回行わなければならないことを知ったシヴドゥは、シヴァ神の石像を担ぎ上げて滝に沈め、水をかける手間を省かせる。それ以来、シヴドゥは滝登りを止めたためサンガは喜ぶが、シヴドゥは滝から落ちてきた仮面に夢中になっていた。その仮面が女性の物だと知ったシヴドゥは「持ち主の女性に会いたい」と願うようになり再び滝登りを再開し、女性の幻に導かれて遂に滝の頂上に到達する。
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