裏切りと死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 15:08 UTC 版)
「バーフバリ 王の凱旋」の記事における「裏切りと死」の解説
宮殿を去ったバーフバリとデーヴァセーナは平民として暮らし始めるが、民衆は変わらず二人を敬愛したため、バラーラデーヴァとビッジャラデーヴァは危機感を募らせる。デーヴァセーナの出産を間近に控えたころ、彼女の出産を祝う民衆がバーフバリの家に集まる中、短剣を持った不審な男の姿を見たクマラは彼を尾行する。尾行した先にはバラーラデーヴァとビッジャラデーヴァがおり、クマラは二人がバーフバリ暗殺を巡り口論する姿を目撃する。バラーラデーヴァが立ち去った後、ビッジャラデーヴァはクマラに「バーフバリ暗殺を止めるためには、息子を殺すしかない」と告げ、バラーラデーヴァの暗殺を依頼する。 クマラと部下たちは、ビッジャラデーヴァの手引きで国王の居室に浸入して暗殺を決行しようとするが、待ち構えていたバラーラデーヴァの衛兵に襲われる。クマラは衛兵たちを返り討ちにするが、ビッジャラデーヴァに殺される。ビッジャラデーヴァは「バーフバリがクマラを手引きしてバラーラデーヴァを殺そうとした」と訴え、シヴァガミにバーフバリを処刑するように迫る。シヴァガミは民衆の反発を危惧して処刑を躊躇い、カッタッパにバーフバリの暗殺を命じる。カッタッパは命令を拒否してシヴァガミに翻意を促すが、「拒否するなら自分がバーフバリを殺す」と告げられ、命令を受け入れる。 バーフバリの元に「カッタッパが反逆罪で処刑される」という知らせが届き、彼はカッタッパを助け出すが、カーラケーヤに襲撃され重傷を負ってしまう。バーフバリはカッタッパを守るためカーラケーヤと戦い撃退するが、背後からカッタッパに刺される。カッタッパは、暗殺が王家の命令だったことを告げ、バーフバリは「母上を頼む」と言い残して息を引き取る。そこにバラーラデーヴァが現れ、暗殺が自身の陰謀だったことを語りながら、バーフバリの遺体を斬りつける。 カッタッパはシヴァガミに真実を告げ、息子の陰謀を見抜けなかったことを非難する。シヴァガミは後悔し、生まれたばかりの赤子と共に現れたデーヴァセーナに詫び、その赤子をマヘンドラと命名、民衆にバーフバリの死と彼の息子マヘンドラが新国王に即位することを告げる。シヴァガミはバラーラデーヴァを処刑しようとするが、バラーラデーヴァの衛兵に襲われる。カッタッパが応戦してシヴァガミとマヘンドラを逃がし、彼女はバラーラデーヴァの放った矢で負傷しながらも滝の下の世界に逃げ延びるが、出産直後で体力を消耗していたデーヴァセーナは捕まり幽閉される。王権を掌握したバラーラデーヴァは暴君となり圧政を敷き、デーヴァセーナが自分を選ばなかったことへの報復としてクンタラ王国を攻め滅ぼす。一方、シヴァガミの命を賭した願いと滝の下の世界の村人に助けられたマヘンドラは村長の妻サンガの息子シヴドゥとして成長し、マヒシュマティ王国に戻ってきた。
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