マトリキュレーテッド Matriculated
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 18:42 UTC 版)
「アニマトリックス」の記事における「マトリキュレーテッド Matriculated」の解説
機械に支配された現実世界。鋼鉄の地面と薄暗い空の世界。そんな世界の一角、海に囲まれた島でマシンと戦う小さな人間たちの砦があった。彼らはマシンを生け捕りにして解析・改造し、寝返らせて、マシンと戦う集団であった。今回もメンバーの一人アレクサがマシンをおびき寄せ、仲間にしたマシンを使い生け捕りに成功する。マシンを人間側に寝返らせるためには、メンバー全員がマシンの意識へダイブし、人間に対する友好の意識を持たせることにある。メンバーは捕らえられたマシンを誘惑し、仲間にすることに成功、マシンはアレクサに好意を持った。しかし、生け捕りの前に発信機を植えつけられていたことに気付かず、基地にセンティネルが侵入、全マシンを起動させて襲撃に臨むが苦戦。仲間になったばかりのマシンは、アレクサが自身に助けを求めようとする姿を目撃する。 マトリックス内の機械との関係を逆転させる、人と機械との融合及び相互理解がテーマ。また、1個体のマシン側の視点という本編では見られない構図、それを取り巻くマシンの心情と自己の存在、および現実世界ともマトリックスとも違った空間での特色のあるキャラクターおよび世界観の描写などが特徴。監督の持つ独特な作風が本作でも見られる。本編ではあまり登場しない動物が、登場キャラの一つとして設定されている。 監督・脚本・メカデザイン:ピーター・チョン メカデザイン:つるやまおさむ 美術監督:SUNG-SIK KIM 製作:DNA キャストアレクサ:メリンダ・クラーク(本田貴子) カイロン:ロドニ・ソールスベリー(山野井仁)
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