マグネタウン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:50 UTC 版)
「マグネット (ウェブサイト)」の記事における「マグネタウン」の解説
各自マグネッツは、複数の仮想的な星の中から町の空き地を選び、家を一軒建てることができる。家を建てることによって、他のマグネッツに向けてプロフィールを公開することができるのである。住所付きで、「○○のほし△△タウン xx-x」という具合に土地一つ一つに地番も付いている。マグネットにログインした直後に表示されるページも自分の家のページである(家を建てていない場合は、複数の星へのメニューページとなっている「マグネタリウム」が表示される)。新築から1週間経過すると引っ越しができるようになる。 家のページではプロフィールの他に、通算ログイン日数も「もちぬしがおうちにきたかいすう」として公開される。また、家の近くにゴミが増えていくことがあり、しばらくログインせずに放置しているとゴミが溢れて腐っていく。ゴミが溜まっていた際は、量によらずそのゴミを一回クリックすれば消える。最終ログインの目安ともなり得るが、家主のマグネッツがクリックするまでは消えないため、あまり信用できる目安になるとは言い難い。なお、長期間ログインしないと家は壊されて空き地になってしまい、家がない期間はプロフィールが非公開となる。 家の背景は季節によって変わり、家具は家のページへのアクセス数に応じて自動的に充実していく。屋根や外装、置いておくキャラクターは家主がカスタマイズでき、パーツは居住する星によって異なる。一部の星にはスポンサーが付いていたこともある。スポンサー付きの星ではその企業のキャラクターも使われ、例えば明治製菓の「おかしのほし」にはアポロチョコレートのキャラクター、うさぎのアポロちゃんが登場する。特に「おかしのほし」に関しては人気が高く、なかなか空き地ができず、できてもすぐに取られてしまう事態が起こっていた。 他のマグネッツの家を訪ねてプロフィールを閲覧する方法は主に二通りあり、自分の家の横には自転車のアイコンと双眼鏡を持ったキャラクターが配されている。前者をクリックするとマグネタウンを他の町や星まで自由に散策することができ、後者はSNSのユーザー検索機能同様のマグネサーチが利用できる。そこでメッセージを送信したい場合は、自他問わず家の横に配されているポストのアイコンをクリックし、マグポストを呼び出す。マグポストでは絵柄付きのテンプレートを選ぶことが必須であるものの、SNSのメッセージ送受信機能とほぼ同様である。自分宛ての新しいメッセージを受信すると、自分の家のページでポストのランプが光って知らせてくれる。マグポストには簡単な検閲を自動的に行う機能が備わっており、個人情報や不快な言葉を本文に記入すると送信できない仕組みになっている。 なおマグネットには、現代のSNSで標準機能となっている「友達と相互リンク」する機能はないが、マグネッツはマグネット上の友達のことを『マグ友』と呼び、マグネッツ各々が工夫して『マグ友』との繋がりを深めていたと考えられる。スーパーマグネッツには専用の「アドレスブック」という機能があり、マグネッツを誰でも登録しておける機能で、登録したマグネッツに対して手軽にマグポストでメッセージを送信できるが、これは他のマグネッツに公開されない言葉通りの「アドレス帳」である為、友達相互リンク機能とは異なる物である。
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