ボルモン派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 05:10 UTC 版)
「パンプキン・シザーズの登場人物一覧」の記事における「ボルモン派」の解説
ボルモン 0番地区の4人のボスの1人。 暴力で儲けてきたと自負するほどに、好戦的な一派。かつてランデルの実母が亡くなる原因となった売春宿への放火はボルモン一派(の下っ端の暴走)によるもの。 アベル ボルモンの側近で組織の帳簿係。元「回転草の兄弟団」。ランデルの義兄。 頭の回転が速く、若いながらも組織の幹部を務めボルモンの信頼を得ている。自己の能力を把握し磨いておくことが重要と考えており、そのため自分は0番地区が無くなっても(それどころか帝国が滅びて共和国領になっても)困らないという。ゆえに自分の能力の範囲を超えた望みをする者を嫌うが、逆に自分の能力を把握した上で向上心を持つ者には肯定的で、かつてランデルに字を教えている。合理主義者で非情にも見えるが、ウルスラを助けるためにランデルを売ったことを後悔しているなど、根底には兄弟想いの一面もある。 ロンダリオの計画に対し、キャラダイン暗殺防止のためランデルに協力を求められるが、むしろ好都合として断る。だが、ランデル達の作戦の水面下で暗躍し、アカシア率いる「猫屋敷」のメンバーと共にロンダリオを拘束する(「同伴コース」として娼婦たちを動員した資金はランデルの仕送りしていた金)。そして、0番地区の4人の有力者達を集め、ロンダリオに商談を持ちかける。結果としては0番地区を守る行動をとった。 ランデルを人買いに売る原因となった疫病について今も疑問を持ち、独自に研究と調査を続けた結果としてカウプラン機関にたどり着き、たまたま行き会ったオレルドと共にミュゼと面会した。 キャラダイン ボルモン派の幹部。 かなりの女好きで、グランマ傘下の「猫屋敷」の常連。そのため、敵地であるはずのグランマ領によく訪れる。自制の無さに組織内でも厄介者扱いされたことと合わせて、ロンダリオは抗争の引き金になると目を付ける。 女好きと言ってもただ単にちやほやされるのが好きなだけでなく、自分なりの倫理観と矜持をもつ気風の良い女性が好み。
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