ボクシング漫画におけるデンプシー・ロール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 18:55 UTC 版)
「デンプシー・ロール」の記事における「ボクシング漫画におけるデンプシー・ロール」の解説
ナックルNo.1 1979年の『ナックルNo.1』(安紀宏紀)にデンプシー・ロールが登場している。 はいすくーる仁義 主人公の安芸情二が生徒とのボクシング対決の際に、使用した。その際に解説の教頭の口から藤猛の名前も登場している。 はじめの一歩 1989年から連載中の『はじめの一歩』の主人公、幕之内一歩が使用するメインの必殺技。 同作品内でのデンプシー・ロールの扱いは、「上半身を∞の軌道で振り続け、身体が戻ってくる反動を利用した左右の連打。ボクシング技術の発達した近代では『規則正しい振り子運動でカウンターを合わせ易い』という欠点があり、恐るべき破壊力を持ちながらもいつしか使用者がいなくなり、次第に歴史の闇へと消えていった諸刃の剣」「リズム・スピード・カウンターで形成される近代ボクシングには通用しない」とされている。 そのため幕ノ内は、カウンター使いの沢村が試合相手になった際に、近代ボクシングに通用する進化版のデンプシーロールとして、途中で急ストップすることでカウンターのタイミングをずらすことを身につける。その後、ボクサー生命を縮めるという理由から、一時的にデンプシーロールに頼らない試合を続けるものの、地道な筋力トレーニングからさらに進化を続けて、柔軟な筋力をつけることで「縦回転のデンプシーロール」を実現していく。
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