ホシニシキ【ﾎｼﾆｼｷ】（食用作物）
| ※登録写真はありません | 登録番号 | 第8942号 |
| 登録年月日 | 2001年 3月 28日 | |
| 農林水産植物の種類 | 稲 | |
| 登録品種の名称及びその読み | ホシニシキ よみ：ﾎｼﾆｼｷ | |
| 品種登録の有効期限 | 20 年 | |
| 育成者権の消滅日 | ||
| 品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
| 品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目１番地１ | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 安東郁男、堀末登、赤間芳洋、羽田丈夫、中根晃、伊勢一男、須藤充、高舘正男、沼口憲治、古舘宏、井邊時雄、平澤秀雄、坂井真 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は、「ホシユタカ」に「黄金晴」を交配して、育成された固定品種であり、育成地（茨城県つくば市）における成熟期は中生の中、短稈で耐倒伏性が強く、アミロース含量の高い水稲、粳種である。草型は中間型、稈長は短、稈の細太はやや太、剛柔はやや剛、止葉の直立の程度は中、穂長はやや長、穂数はやや少、粒着密度は中、穂型は紡垂状、穎毛の有無と多少は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白－黄、芒の有無と多少及び芒長は中である。玄米の形はやや細長、大小及び精玄米千粒重はやや小、玄米の見かけの品質は中の上、光沢は中、香りは無である。出穂期及び成熟期は中生の中、穂発芽性はやや易、耐倒伏性は強、脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はＰｉ－ｉ、ｋ、穂いもち圃場抵抗性及び葉いもち圃場抵抗性はやや強、白葉枯病圃場抵抗性は中、アミロース含量は高、蛋白質含量はやや低である。「日本晴」と比較して、草型が中間型であること、いもち病抵抗性推定遺伝子型がＰｉ－ｉ、ｋであること、アミロース含量が高いこと等で、「ホシユタカ」と比較して、草型が中間型であること、稈長が短いこと、成熟期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は、昭和６２年に出願者のほ場（茨城県つくば市）において、「ホシユタカ」に「黄金晴」を交配し、平成３年に雑種第５代で個体選抜、以後、系統育種法により育成された固定品種であり、６年から生産力検定試験及び特性検定試験を行い、８年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「水稲関東１８１号」であった。 | ||
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