ベネラ7号とは? わかりやすく解説

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ベネラ7号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/06 23:47 UTC 版)

ベネラ7号(ベネラ7ごう ロシア語: Венера-7)は、ソビエト連邦の金星探査 計画、ベネラ計画の一つ。1970年8月17日に打ち上げられ、1970年12月15日金星に初めて着陸した探査機。当初の計画では金星の地表に着陸し、その後も動作し続けるものだったが、予想していたものよりも高い温度により、着陸後、電池が切れるまでの23分で通信が途絶えた。その中でもベネラ7号は探査を続け、温度(465℃)、圧力(90気圧)などのデータを地球に送信した。この日、ベネラ7号は別の惑星表面からデータを送った最初の探査機となった。






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ベネラ7号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/29 02:20 UTC 版)

ベネラ計画」の記事における「ベネラ7号」の解説

ベネラ7号の着陸船金星地表軟着陸しその後動作し続けるように設計され最初のものだった。 だが地表での動作保証するために重量過大な物となり、搭載されていた観測装置探査機大きさ比べる少量に過ぎなかった。そして観測結果送信できる時間内部配電盤熱伝導によるダメージによって故障してしまうために更に限られたのだった。それでも探査機コントロールしていた科学者達最初地表計測結果による温度データ465°C)から圧力90気圧)を外挿法推定することに成功したベネラ4号から7号までのドップラー計測装置から金星の大気高速帯状の風(最大100m/s、スーパーローテーション呼ばれる)が存在している最初証拠見つかった。 ベネラ7号のパラシュート着陸寸前段階で異常をきたした探査機は17m/sの衝撃受けて転倒したが、幸い動作し続けた結果として生じたアンテナ向き不具合のために、無線信号は非常に弱かったが、電池が切れるまで23分間温度テレメトリーとして検出された。これにより1970年12月15日、ベネラ7号は地球以外惑星表面からデータ送信した最初探査機となった

※この「ベネラ7号」の解説は、「ベネラ計画」の解説の一部です。
「ベネラ7号」を含む「ベネラ計画」の記事については、「ベネラ計画」の概要を参照ください。

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