ベイツガとは? わかりやすく解説

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ベイツガ


北米大陸アラスカ州南部から米国南西部までの太平洋地域分布し蓄積の多いのはワシントンオレゴン両州です。日本米大陸から輸入される木材のうち、ベイツガに次いで量が多いのがベイマツです。価格が低いため、日本輸入されて、スギ競合することが多く日本の林業大き影響をおよぼす樹種いえます米国では、材質的に他の樹種比較して劣るため、高く評価されることはなようです日本への輸入量が多いのは、質よりも価格が安いという点が魅力的であるためでしょうちなみに日本輸入する際、モミ類と一緒にHemFirヘムファー)と呼んで取扱ってます。こういう取扱いをするのも、木材個々価値があまり評価されないからではないでしょうか

木材
日本産ツガ比較すると、年輪幅の広いものが多いので、別の木材のように、感じられることが多いのです。ごく一般的にいうと、木材性質は、日本産ツガ似ているいえますが、心材と辺材の色の差は少なく白色黄白色、淡褐色木材です。しかし、年輪濃色部(晩材)は、桃色紫色帯びるので、木材はやや紫色帯びます。入皮のような欠点多く見られます。気乾比重平均値は0.48です。とくに水分あるような処では腐り易い欠点あります

用途
建築鴨居長押保存処理をして土台)、箱、器具パルプ材などに用いられます。とくに建築材としては、スギ用いられるような用途に、ほとんど代替されています。東京などの大都会では、全体をベイツガで建てた家屋が、とくに低価格のものでは、多いはずです。





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