プリンセスかがわ【プリンセスカガワ】(草花類)
登録番号 | 第12415号 | |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | プリンセスかがわ よみ:プリンセスカガワ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 香川県 | |
品種登録者の住所 | 香川県高松市番町四丁目1番10号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 古市崇雄、松本由利子、村上恭子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ピンクセイコー」の組織培養中に軟X線照射して育成されたものであり、花は濃赤紫色の大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは中、色は赤紫、強さは中、中空の程度は無、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長は短である。葉身長はやや短、葉幅はやや狭、葉の縦横比及び葉柄の長さは中、一次欠刻はやや深、表面の色は濃、裏面の色及び毛じの多少は中、光沢度は強、厚さはやや厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少、管状花部の直径はやや大、管状花数は多、分布は集中、長さはやや大である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さは大、幅はやや広、外花弁の表面の色は濃赤紫(JHS カラーチャート9509)、裏面の色は赤紫(同9508)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は平らな円錐状、大きさ、総ほうの大きさ、花首の太さ及び長さは中、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「ピンクセイコー」と比較して、茎の色が赤紫であること、外花弁の表面の色が濃赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に香川県農業試験場(高松市)において、「ピンクセイコー」の組織培養中に軟X線照射して得られた再生個体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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